新宿パークタワー
西新宿に立つ地上52階・高さ235mの超高層複合ビル。丹下健三設計のもと1994年に竣工し、39〜52階にパークハイアット東京を内包する三棟連結型の高層複合だ。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 新宿区
- 竣工
- 1994年
- 階数
- 地上52階/地下5階
- 高さ
- 235m
- 延床面積
- 約264,140㎡
- 開発
- 東京ガス不動産株式会社
- 設計
- 丹下健三・都市・建築設計研究所
西新宿の空に並ぶ三つの塔
東京都庁から南へ少し歩くと、段差をつけながら天へと向かう三棟のシルエットが視界に入ってくる。新宿パークタワーだ。最も高いS棟は地上52階・高さ235メートル、中央のC棟が209メートル、北端のN棟が182メートルと、三棟が互いに高さを変えながら連続する外観を形成している。設計は丹下健三・都市・建築設計研究所が担い、1994年4月に竣工した。開発を手がけたのは東京ガス不動産(旧・東京ガス都市開発)で、延床面積は約26万4,000m²に達する。
敷地は新宿区西新宿三丁目、副都心業務地区の西寄りに位置する。9階から37階までのオフィスフロアの上に、39階から最上52階までをパークハイアット東京が占める複合構成だ。地上から200メートルを超える高さにホテルが構えるこの縦の組み合わせが、周囲のオフィスビル群とは一線を画す存在感を生み出している。
副都心スカイラインを西へ広げた一棟
1970年代から形成が始まった西新宿超高層地区は、1980年代末にかけて主要なビル群がほぼ出揃っていた。新宿パークタワーはその景観に1990年代の文脈を加えた一棟だ。丹下健三は1991年に東京都庁第一本庁舎を同じ西新宿で竣工させており、新宿パークタワーはその直後に完成した。同じ設計者による二つの大型建築が副都心の近接した位置に並ぶことで、西新宿全体に一定のスケール感と統一性が生まれた。
三棟の外観は水平・垂直の格子状グリッドが整然と刻まれた構成で、都庁の石積み調テクスチャとは趣を異にし、端正で抑制されたトーンを持つ。夜にS棟の頂部が光を放つと、密集した高層群のなかでも三棟が連続するシルエットが際立つ。都庁展望台の無料フロアから南西方向を眺めれば、段差を描く三棟の全体像を一望できる。甲州街道沿いや新宿中央公園のあたりから仰ぎ見ると、地面からの垂直なスケール感がひときわ際立つ。
まとめ
新宿パークタワーは1994年竣工、地上52階・高さ235メートルの超高層複合ビルだ。丹下健三の設計のもと東京ガス不動産が開発し、高さの異なる三棟が連なる独特のシルエットは西新宿を代表する景観のひとつとなっている。39階以上を占めるパークハイアット東京とともに、オフィスとホテルが垂直に重なるこの建築を、都庁展望台や副都心の街歩きのなかでぜひ仰ぎ見てほしい。
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参考・出典
- 新宿パークタワー - Wikipedia(地上52階・地下5階・高さ235m・1994年4月竣工、東京ガス都市開発、丹下健三・都市・建築設計研究所設計)https://ja.wikipedia.org/wiki/新宿パークタワー
- 新宿パークタワー公式サイト https://www.shinjukuparktower.com/
- Skyscraper Center - Shinjuku Park Tower https://www.skyscrapercenter.com/building/shinjuku-park-tower/1076