JR博多シティ
2011年3月3日竣工・3月4日開業、九州新幹線全線開業前日に開業した博多駅ビルの全面建替え。地上10階・地下3階・高さ約60m、延床面積約199,085㎡は前身博多駅ビルの約7倍。JR九州が主導した九州最大規模の駅商業施設。

- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 福岡市博多区
- 竣工
- 2011年
- 階数
- 地上10階/地下3階
- 高さ
- 60m
- 延床面積
- 約199,085㎡
- 開発
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- 設計
- 三菱地所設計・JR九州コンサルタンツ
九州新幹線全線開業前日に生まれた博多の新顔
2011年3月4日、九州新幹線が博多―鹿児島中央間で全線開業した。その前日の3月3日に竣工し、翌日の開業と同時に営業を開始したのがJR博多シティだ。博多駅の駅ビルを全面建て替えて誕生したこの施設は、地上10階・地下3階・高さ約60メートル、延床面積約199,085平方メートルに及ぶ。設計は三菱地所設計とJR九州コンサルタンツが担い、清水建設・前田建設の共同企業体が施工した。
前身の博多駅ビルの延床面積は約28,300平方メートルだったとされる。新ビルはその約7倍の規模を持ち、九州最大の駅商業施設となった。ビルの低層部には駅直結の百貨店「博多阪急」と「アミュプラザ博多」が入り、屋上には「つばめの杜ひろば」と呼ばれる芝生広場と鉄道神社が設けられた。新幹線・JR在来線・西鉄バス・地下鉄が乗り入れる博多駅の交通結節機能を最大限に生かし、多くの乗降客が行き交う商業施設となっている。
建替えが変えた博多駅の風景
博多駅前は長年、駅ビルの規模の小ささと周囲の再開発不足から、九州最大の都市・福岡の玄関口としてはスケール感に欠けるという評価があった。JR博多シティの誕生はその評価を大きく塗り替えた。屋上広場から博多の街を見渡す場所ができ、ショッピングと交通が一体化した利便性の高い空間が形成された。
開業後、博多駅周辺では新たなオフィスビルや商業施設の開発が続き、博多駅エリアは天神と並ぶ福岡の二大商業拠点として存在感を高めてきた。九州新幹線の全線開業と博多駅ビルの建替えは、いわば博多の都市構造を更新する出来事として同時に完成した。
まとめ
JR博多シティは2011年3月竣工、地上10階・地下3階・高さ約60メートル、延床面積約199,085平方メートルの駅商業施設だ。前身の約7倍の規模で生まれ変わった博多駅ビルは、九州新幹線全線開業と同日に開業し、福岡・博多の都市的存在感を引き上げる節目となった。屋上の緑の広場と鉄道神社は、乗換えのついでに立ち寄れる博多の新たな名所になっている。
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参考・出典
- Wikipedia「JR博多シティ」(2011年3月3日竣工・3月4日開業・地上10階地下3階・高さ60m・延床面積199,085㎡)
- JR九州公式サイト(設計:三菱地所設計・JR九州コンサルタンツ・施工:清水建設・前田建設JV)