京王プラザホテル
1971年竣工、地上47階・高さ178mの京王プラザホテルは、新宿副都心計画で最初に完成した超高層建築であり、竣工当時は世界最高層のホテルだった。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 新宿区
- 竣工
- 1971年
- 階数
- 地上47階/地下3階
- 高さ
- 178m
- 開発
- 京王電鉄
- 設計
- 日本設計
西新宿超高層時代の幕を開けたホテル
東京都新宿区西新宿、かつて淀橋浄水場が広がっていた広大な土地の再開発計画——新宿副都心建設計画——の最初の結実として、1971年、京王プラザホテルは完成した。地上47階・地下3階・高さ178メートル。竣工当時、世界最高層のホテルとして国際的な注目を集めた。
設計は日本設計。新宿駅の西口を出ると、真正面の超高層群の最も手前に位置するのがこのビルである。翌1972年には建設業協会賞(BCS賞)を受賞した。それまで雑然とした繁華街のイメージが強かった新宿の西側に、白い高層のタワーが立ち上がることで、都市の重心が変わる予感がそこにあった。
副都心計画の先陣として
新宿副都心の整備方針が定まったのは1960年代のことだ。淀橋浄水場の廃止後、広大な跡地に超高層ビルを誘致する都市計画が動き始め、京王電鉄が手がけたこのホテルがその第一弾として完成した。東京都庁が現在地(西新宿2丁目)へ移転したのは1991年のことであり、京王プラザホテルはそれより約20年も前から「副都心の超高層」時代を担ってきた。
その後、1970年代を通じて新宿三井ビルディング・新宿住友ビル・新宿野村ビルと高層建築が次々と加わり、今日の西新宿スカイラインが形成された。その起点として京王プラザホテルを見ると、一棟のホテルが都市の骨格形成に果たした役割の重さが伝わってくる。
まとめ
京王プラザホテルは1971年竣工、地上47階・高さ178メートル。新宿副都心計画の最初の完成形として、西新宿の都市変容を先導した一棟である。新宿駅西口を出て歩みを進めると、超高層群の最前列に半世紀を超えて堂々と立つ白いタワーが目に入る。都市の記憶を体に持った建築を、ぜひ間近に眺めてほしい。
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参考・出典
- 京王プラザホテル - Wikipedia(地上47階・地下3階・高さ178m・竣工1971年6月)
- 日本設計 PROJECTS(BCS賞受賞・1972年)
- nippon.com「1971年の今日」(グランドオープン6月5日)