オフィスビル

新宿アイランドタワー

1995年竣工、地上44階・高さ約189mの新宿アイランドタワー。住宅・都市整備公団が主導した西新宿六丁目の複合再開発で生まれ、足元の広場に立つロバート・インディアナの「LOVE」彫刻で広く知られる。

新宿アイランドタワー
写真: Rs1421 / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
新宿区
竣工
1995年
階数
地上44階/地下4階
高さ
189m
開発
住宅・都市整備公団(現UR都市機構)
設計
日本設計・住宅・都市整備公団

LOVEが迎える、公団の超高層

西新宿メトロプロムナードから地上に出ると、大きな赤い文字の彫刻が目に飛び込む。「LOVE」——ロバート・インディアナの作品である。その背後に高さ約189メートルのガラスの塔がそびえる。これが1995年1月に竣工した新宿アイランドタワーだ。地上44階・地下4階。西新宿六丁目の一角を占めるこの建物は、住宅・都市整備公団(現UR都市機構)が主導した再開発によって誕生した。

設計は日本設計と住宅・都市整備公団の協働による。足元の広場は周辺の街区と緩やかにつながり、百貨店や飲食店を含む商業施設が低層部に入居する。単体のオフィスビルではなく、「島(アイランド)」のような自己完結した街区を目指したコンセプトが名称に込められている。

職住一体を目指した公団の実験

西新宿の超高層群は1970年代から民間開発によって形成されたが、新宿アイランドタワーは住宅・都市整備公団という公的主体が主導した点で毛色が異なる。公団は当初、職住接近——働く場所と住む場所を同じ街区に重ねること——を狙ったとされる。結果的にオフィス棟として機能することになったが、その計画思想には都市再生の一つの理想が刻まれている。

開業から30年が経過し、西新宿の超高層群の中でも竣工年代が1990年代に入った一棟として、耐震改修や設備更新の節目を迎えている。それでも「LOVE」の赤は色あせず、通り過ぎる人々の足を止め続ける。

まとめ

新宿アイランドタワーは1995年竣工、地上44階・高さ約189メートル。住宅・都市整備公団が手がけた西新宿六丁目の大規模複合再開発の核であり、足元の「LOVE」彫刻とともに西新宿の都市景観の一部として定着している。新宿駅から西へ向かう散歩の途中、大通りを越えたところにこの塔を訪れると、もう少し奥の西新宿の表情が見えてくる。

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参考・出典

  • 新宿アイランドタワー - Wikipedia(地上44階・地下4階・高さ189.42m・竣工1995年1月)
  • bb-building.net 建物データ(西新宿6-5-1・設計: 日本設計・住宅都市整備公団)

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