グラントウキョウ ノースタワー/サウスタワー
東京駅八重洲口前に2007年竣工したツインタワー。ノースタワーが地上43階・高さ約205m、サウスタワーが地上42階・高さ約200m。ヘルムート・ヤーンがデザインした大判ガラスのファサードが特徴的な、「Tokyo Station City」構想の核を担う二棟。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 千代田区
- 竣工
- 2007年
- 階数
- 地上43階/地下4階
- 高さ
- 205m
- 開発
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)・三井不動産
- 設計
- ジェイアール東日本建築設計事務所(デザインアーキテクト: ヘルムート・ヤーン)
東京駅の八重洲口に向き合うふたつの棟
東京駅の八重洲口改札を出ると、左右に大きなガラス張りの棟が出迎える。グラントウキョウ ノースタワーとサウスタワー——2007年10月に竣工したこのツインタワーは、東京駅を「街の玄関口」として捉え直す再開発の結実だ。ノースタワーは地上43階・高さ約205メートル、サウスタワーは地上42階・高さ約200メートル。いずれも千代田区丸の内一丁目に立ち、ノースが9番1号、サウスが9番2号という番地で八重洲口を南北から挟む。開発は東日本旅客鉄道(JR東日本)と三井不動産らが主導し、設計はジェイアール東日本建築設計事務所が担った。デザインアーキテクトとして起用されたのは、シカゴを拠点とするヘルムート・ヤーンだ。
ヤーンのデザインによるファサードは、大判のガラス面を広く用いた明快な外観が特徴だ。東京駅側からまっすぐ視線を向けると、ふたつの棟が左右に開くように立ち並び、駅舎と連続するような都市的な奥行きを感じさせる。地下では駅の改札口と直結しており、雨天時も傘をさすことなく往来できる動線が確保されている。
「Tokyo Station City」構想の核として
グラントウキョウ両棟が完成した2007年は、東京駅の八重洲・丸の内両側で再開発が一斉に動いた節目の年だ。JR東日本が掲げた「Tokyo Station City」構想は、駅そのものを一個の街として捉え、その入口となる建物群を整備するというものだった。グラントウキョウ両棟はその核として位置づけられ、駅前広場・地下通路・商業施設をひとつの体験として結ぶ役割を担っている。
ふたつの棟のあいだには駅前の広場空間が広がり、近接するJPタワー(KITTE)や丸の内ビルディングと合わせて、東京駅周辺の都市景観の重要な一画を形成している。東京を代表する鉄道ターミナルの「顔」として、この二棟は丸の内側の歴史的な赤レンガ駅舎とは対照的なモダンな表情を八重洲側に与えた。竣工から20年近くが経った今も、駅前景観の基軸として存在感を保っている。
まとめ
グラントウキョウ ノースタワー/サウスタワーは2007年10月竣工。ノースが地上43階・高さ約205メートル、サウスが地上42階・高さ約200メートルで、設計はジェイアール東日本建築設計事務所、デザインアーキテクトはヘルムート・ヤーンが担った。東京駅の東西二つの顔を見比べながら歩くなら、八重洲口のこのツインタワーから出発し、丸の内側の赤レンガ駅舎へと抜けるルートが東京の建築史の変遷を肌で感じるのにちょうどよい。東京駅周辺は宿泊施設も充実しており、時間をかけて丸の内・大手町・八重洲を歩き回る拠点として最適だ。
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関連リンク
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参考・出典
- 三井不動産プレスリリース「グラントウキョウ ノースタワー(I期)」竣工 2007年10月末日(mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2007/1102_01/)
- 東京都環境局 グラントウキョウノースタワー建物諸元(所在: 東京都千代田区丸の内一丁目9番1号・地上43階地下4階塔屋2階)kankyo.metro.tokyo.lg.jp
- 東京都環境局 グラントウキョウサウスタワー建物諸元(所在: 東京都千代田区丸の内一丁目9番2号・地上42階地下4階)kankyo.metro.tokyo.lg.jp