オフィスビル

新丸の内ビルディング

丸ビルに向き合う地上38階・高さ約197mの複合ビル。英国のホプキンス・アーキテクツがコンセプトデザインを手がけ、2007年に三菱地所が竣工した。

新丸の内ビルディング
写真: Akonnchiroll / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
千代田区
竣工
2007年
階数
地上38階/地下4階
高さ
197m
開発
三菱地所
設計
三菱地所設計

丸ビルと向き合う「新丸ビル」

東京駅の丸の内口を出て、皇居方向へとのびる仲通りを少し歩くと、正面に丸の内ビルディングの姿が見えてくる。その丸ビルに向き合うように建つのが、新丸の内ビルディング——通称「新丸ビル」だ。

2007年4月に竣工したこのビルは、地上38階・地下4階建て、高さ197.6メートル。三菱地所が開発し、三菱地所設計が実施設計を担った。コンセプトデザインには英国の建築事務所ホプキンス・アーキテクツが参加しており、外観には水平方向のルーバーが連なる。モダンでありながら周囲の街並みと調和するよう配慮されたその姿は、落ち着いた品格を漂わせる。施工は竹中工務店が担当した。

低層部(地下1階〜地上7階)には商業・飲食フロアが設けられており、週末や夜にも多くの人が訪れる。仲通りへ向けて開かれた足元の空間は、丸の内の街歩きを支える場として機能し、9階以上はオフィスフロアが続く。東京駅前という国内有数の立地にふさわしい業務機能と、にぎわいを生む商業機能が重なったビルだ。

仲通りを挟む二棟の関係

新丸ビルが完成した2007年、その5年前の2002年にはすでに、道路を挟んで向かいの丸の内ビルディングが建て替わっていた。この二棟は仲通りを挟んで向き合う存在として意識的に整備された。どちらも低層部に商業施設、上層部にオフィスを配する複合構成で、街に開いた足元のあり方が共通している。

かつて業務地区として知られた丸の内が、週末や夜もにぎわう街へと変わっていったのは、こうした再開発ビルが仲通りに連なったことが大きな要因のひとつだといえるだろう。三菱地所が長年にわたって推進してきた丸の内の段階的な更新は、ただビルを新しくするだけでなく、街全体の回遊性と質を引き上げるものだった。新丸ビルはその流れの中核を担う一棟として、竣工から約20年が経った今も、丸の内の日常的な顔であり続けている。

まとめ

新丸の内ビルディングは2007年竣工、地上38階・高さ約197メートルのオフィス・商業複合ビルだ。三菱地所の開発のもと、三菱地所設計とホプキンス・アーキテクツがその設計を手がけた。対面に立つ丸の内ビルディングとともに、東京駅前の仲通りを形づくる象徴的な一棟であり、丸の内再開発を語る上で欠かせない存在だ。東京駅の丸の内口から歩き出したなら、この二棟が静かに向き合う風景をぜひゆっくり眺めてほしい。

関連記事:丸の内ビルディングJPタワー(KITTE)

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参考・出典

  • 新丸の内ビルディング - Wikipedia(地上38階・地下4階・高さ197.600m・2007年竣工)
  • 新丸の内ビルディング 東京都千代田区 超高層オフィスビル(www.eonet.ne.jp)

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