NTTドコモ代々木ビル(ドコモタワー)
新宿の南に立つ、時計塔とエンパイアステートビル風の意匠で知られるNTTドコモの超高層ビル。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 渋谷区
- 竣工
- 2000年
- 階数
- 地上27階
- 高さ
- 240m
- 開発
- NTTドコモ
新宿の南に立つ「時計塔」
東京都渋谷区千駄ヶ谷。新宿駅の南側、代々木の一帯に、ひときわ目を引く塔状の高層ビルが立っている。NTTドコモ代々木ビル、通称「ドコモタワー」だ。2000年に竣工し、地上27階・高さ240mという規模を持つ。
このビルがよく知られているのは、その独特の意匠による。頂部に向かって段状にすぼまっていくシルエットと、上層に掲げられた大きな時計は、ニューヨークのエンパイアステートビルを思わせるとしばしば語られる。新宿の超高層ビル群が四角いガラスの箱を基調とするなかで、垂直性を強調したこの塔のかたちは、遠くからでもひと目でそれと分かる。新宿駅周辺を歩いていて、ふと南の空を見上げるとこの塔が視界に入る——そんな経験を持つ人は少なくないだろう。
オフィスビルでありながら
事業主体はNTTドコモであり、用途としてはオフィスビルに分類される。ただ、この建物が一般的な超高層オフィスと少し性格を異にするのは、上層部の多くが人の働く執務空間ではなく、通信設備のための空間にあてられているとされる点だ。携帯電話インフラを支える通信事業者の中核施設として計画された経緯が、その塔状のかたちにも反映されていると言われる。
240mという高さは、新宿副都心の超高層ビル群と肩を並べるスケールである。一方で、行政区分としては新宿区ではなく渋谷区に位置しており、「新宿の塔」として認識されながらも、厳密には新宿と代々木・千駄ヶ谷の境界的なエリアに立っている。この立地の妙も、ドコモタワーを語るうえで面白い点のひとつだ。
まとめ
NTTドコモ代々木ビルは、2000年竣工・地上27階・高さ240mの超高層ビルである。時計塔を戴いた象徴的な姿は、新宿エリアのスカイラインのなかでも際立った存在感を放っている。高層建築としての規模もさることながら、「通信インフラを支える塔」という機能と、街のランドマークとしての見た目が一体となっている点に、この建物ならではの面白さがある。新宿を訪れる際には、駅の南へ少し視線を向けてみてほしい。
関連リンク
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参考・出典
- Wikipedia『東京都の超高層建築物・構築物の一覧』等の公開情報(要最終確認)