オフィスビル

恵比寿ガーデンプレイスタワー

渋谷区恵比寿四丁目、サッポロビール工場跡地の再開発街区に立つ地上40階・高さ約167mのオフィスビル。久米設計が設計し、1994年8月に竣工した恵比寿ガーデンプレイスの中核高層棟だ。

恵比寿ガーデンプレイスタワー
写真: Harani0403 / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
渋谷区
竣工
1994年
階数
地上40階/地下5階
高さ
167m
延床面積
約162,122㎡
開発
サッポロ不動産開発株式会社
設計
株式会社久米設計

ビール工場跡地に生まれた高層棟

渋谷区恵比寿四丁目、かつてサッポロビールの恵比寿工場が広がっていた跡地に、地上40階・高さ約167メートルのビルが立つ。恵比寿ガーデンプレイスタワーだ。設計は久米設計が手がけ、開発はサッポロ不動産開発が担い、1994年8月に竣工した。延床面積は約16万2,000m²で、地下1階から4階が商業・エントランスフロア、5階から37階がオフィス、38・39階にレストランが入る構成となっている。

タワーはウェスティンホテル東京・商業施設・映画館・広場などを含む恵比寿ガーデンプレイス全体の中核的な高層棟として位置づけられる。恵比寿駅から動く歩道(スカイウォーク)が敷地へと誘い、駅の喧騒から少し距離を置いた静かな導線が印象的だ。

工場から街へ——恵比寿の変容

操業を終えた恵比寿ビール工場の跡地は広大な面積を持ち、都市の中心部にありながら長らく工業地帯として機能していた。跡地再開発においてサッポログループは敷地を一体的に整備し、オフィス・ホテル・商業・公共広場を組み合わせた複合街区を1994年に形成した。単一の事業者が大規模工業用地を一括して都市的用途へ転換したこの取り組みは、1990年代東京の大型再開発の先例のひとつとして知られる。

タワーの外装は整然と積み重なるカーテンウォールで構成されており、同時期に開発が進んだ西新宿の超高層群とは異なる、落ち着いたトーンを持つ。低層部に広がる広場や緑道は、近隣の恵比寿・代官山エリアの穏やかな街並みと呼応するように整備されており、複合施設としての開放的な表情を生み出している。ガーデンプレイスの各施設は敷地内の歩道でつながり、タワー・ホテル・商業施設を回遊しながら歩くことができる。

まとめ

恵比寿ガーデンプレイスタワーは1994年竣工、地上40階・高さ約167メートルのオフィス・商業複合ビルだ。久米設計の設計、サッポロ不動産開発の手がけたこの一棟は、かつてのビール工場跡地が街区へと生まれ変わった過程を今も体現している。動く歩道で恵比寿駅とつながる静かな広場に立ち、タワーを仰ぎながらこの街の変遷に想いをはせてみてほしい。

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参考・出典

  • 恵比寿ガーデンプレイスタワー - Wikipedia(地上40階・地下5階・1994年竣工)https://ja.wikipedia.org/wiki/恵比寿ガーデンプレイス
  • サッポロ不動産開発 公式サイト https://www.sapporo-re.jp/portfolio/ygp/ygp-tower/
  • 久米設計 デザインストーリー(高さ166.6m表記あり。他の複数ソースは167mとして記載)https://www.kumesekkei.co.jp/designstory/yebisu_garden_place.html
  • Skyscraper Center - Yebisu Garden Place Tower https://www.skyscrapercenter.com/tokyo/yebisu-garden-place-tower/2950

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