JR東日本本社ビル
1997年竣工、地上28階・高さ約150mのJR東日本本社ビル。国鉄分割民営化から10年、東日本旅客鉄道が代々木に構えた本拠地で、新宿駅南側のサザンテラスに面する。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 渋谷区
- 竣工
- 1997年
- 階数
- 地上28階/地下4階
- 高さ
- 150m
- 開発
- 東日本旅客鉄道
- 設計
- 日建設計・ジェイアール東日本建築設計事務所
民営化から10年、鉄道会社が構えた本拠地
新宿駅南口を出て、甲州街道を渡る。目の前に広がるのはサザンテラスと呼ばれる歩行者デッキで、その奥に28階建て・高さ約150メートルのビルが構える——JR東日本本社ビルだ。行政上の住所は東京都渋谷区代々木二丁目、しかし体感としては新宿駅の南側に隣接する立地である。1997年9月の竣工は、1987年の国鉄分割民営化からちょうど10年という節目の時期にあたる。
設計は日建設計とジェイアール東日本建築設計事務所による共同企業体が担当した。旧国鉄の本社機能はかつて丸の内側の国鉄本社ビル(霞が関)にあったが、JR東日本はその後、この代々木の地を新たな本拠地として選んだ。鉄道会社の本社が鉄道駅のすぐ隣に立つという構図は、ある種の自然さを持っている。
国鉄解体が生んだ「場所の選択」
1987年の分割民営化によって国鉄はJR各社に分割され、JR東日本は新たな法人として出発した。旧国鉄の資産や人員を引き継ぎながら、経営の独立性を示す象徴として「自前の本社ビル」を建てることが求められた。場所として代々木・新宿南口が選ばれたことには、東海道本線・山手線・埼京線といった在来線の主要路線が集中する新宿駅に本社機能を接続させる意図があったとされる。
竣工以来、JR東日本の意思決定の中枢として機能してきたこのビルは、外観に特段の装飾を持たない実直な高層建築だ。サザンテラスを挟んで展開する小田急サザンタワーとともに、新宿駅南口の都市景観を構成している。
まとめ
JR東日本本社ビルは1997年竣工、地上28階・高さ約150メートル。国鉄分割民営化から10年を経て、東日本旅客鉄道が代々木二丁目に構えた本拠地である。新宿駅南口のサザンテラスを歩けば、このビルが駅の機能と隣り合う独特の立地をよく実感できる。
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参考・出典
- JR東日本本社ビル - Wikipedia(地上28階・地下4階・最高部150.15m・竣工1997年9月17日)
- Weblio辞書「JR東日本本社ビル」(設計: 日建設計・ジェイアール東日本建築設計事務所)