オフィスビル

JR新宿ミライナタワー

2016年3月竣工、地上32階・高さ167.31mの複合ビル。新宿駅南口の線路上空に人工地盤を築いてバスタ新宿(新宿南口交通ターミナル)と一体的に整備されたJR東日本主導の都市開発の象徴。

JR新宿ミライナタワー
写真: Kakidai / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
新宿区
竣工
2016年
階数
地上32階
高さ
167.31m
開発
東日本旅客鉄道(JR東日本)
設計
ジェイアール東日本建築設計事務所

線路の上空に生まれた、新宿の新南口

新宿駅の南側に位置するJR新宿ミライナタワーは、2016年3月に竣工した地上32階・高さ167.31メートルの複合ビルだ。住所は東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目で、行政上は渋谷区に属する。JR東日本が主導し、ジェイアール東日本建築設計事務所が設計した。特筆すべきはその建設手法で、新宿駅南口側の線路上空に人工地盤を構築し、その上にビルを立ち上げるという難工事によって実現した建物だ。

ビルの低層部にはバスタ新宿(新宿南口交通ターミナル)が設けられており、全国から発着する高速バスの主要拠点として機能している。国土交通省が整備主体となったバスターミナル施設と、JR東日本のオフィス・商業複合棟が一体となった構成は、官民が連携した交通ターミナルの整備モデルとして注目を集めた。低層部をファッションビル「NEWoMaN新宿」が担い、下層の交通機能と上層のオフィスをシームレスにつなぐ構成になっている。

新宿駅南口は、JR東日本がこの開発以前から段階的に整備を進めてきたエリアだ。ミライナタワーの竣工によって、新宿の南側の顔はより明確に定まった。渋谷区に住所を持ちながら「新宿」の名を冠するこのビルは、駅というインフラが行政区を越えて都市を形づくることを体現している。線路の上に建つという事実は、NEWoMaN新宿の各フロアを通り抜け、バスデッキへ出た瞬間に実感できる。

まとめ

JR新宿ミライナタワーは2016年3月竣工、地上32階・高さ167.31mの複合棟だ。線路上空の人工地盤という珍しい工法と、バスタ新宿との一体整備によって、新宿南口の交通結節機能を劇的に高めた。NEWoMaN新宿の商業フロアを通り抜けてバスデッキへ出ると、渋谷・代々木側のビルの谷間に山手線が行き来する光景が広がる。

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参考・出典

  • JR新宿ミライナタワー - Wikipedia(竣工2016年3月・地上32階・高さ167.31m・渋谷区千駄ヶ谷5丁目24番地・設計:ジェイアール東日本建築設計事務所)
  • 東京都環境局 建物諸元資料(2019年12月現在:所在 渋谷区千駄ヶ谷5丁目24番地・高さ167.31m)
  • ジェイアール東日本ビルディング 公式(JR新宿ミライナタワー)

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