ザ・パークハウス西新宿タワー60
西新宿五丁目の市街地再開発から生まれた、地上60階・高さ約199メートルの超高層マンション。2017年竣工。
- 用途
- マンション
- エリア
- 新宿区
- 竣工
- 2017年
- 階数
- 地上60階/地下2階
- 高さ
- 199.16m
- 開発
- 三菱地所レジデンス・相鉄不動産・丸紅
- 設計
- フジタ
西新宿五丁目に聳える60階建て
東京都新宿区西新宿五丁目。JR新宿駅からやや南西へ歩くと、かつて低層の木造住宅が密集していた住宅街がある。その街区に2017年、地上60階・高さ約199メートルの超高層住宅タワーが竣工した。ザ・パークハウス西新宿タワー60——三菱地所レジデンス、相鉄不動産、丸紅の3社が共同で分譲した大規模タワーマンションである。設計・施工はフジタが担った。
新宿といえば多くの人がまず思い浮かべるのは、東京都庁をはじめとするオフィス超高層群が集まる副都心の景観だろう。しかし、その超高層街区のすぐ南に広がる西新宿五丁目には、かつて大正・昭和期からの細い路地と木造建築が残る、密集した街並みがあった。この地区は防災上の課題も抱えており、都市再開発法に基づく第一種市街地再開発事業として整備が進められることになった。
密集市街地から生まれた超高層住宅
市街地再開発事業として計画されたこの建物は、地上60階・地下2階という規模を持つ。高さ199.16メートル(資料によって最高部208.97メートルとも)というスケールは、西新宿のオフィスビル群と並び立つスカイラインを形成する。同じ新宿区内に建つ新宿住友ビルや新宿三井ビルなどのオフィス超高層群と比べても、住宅用途のタワーとしての規模は際立っている。
都市再開発では、地権者が建物を手放して街区を一体整備し、竣工後に新建物へ権利を戻す権利変換方式が採られることが多い。西新宿五丁目の再開発もその手法で進められ、老朽化した建物群がひとつの大規模高層街区へと集約された。足元には商業施設や公共の広場も設けられ、周辺の生活動線との接続が図られている。
アクセスの面では、都営大江戸線・西新宿五丁目駅が近く、東京メトロ丸ノ内線・西新宿駅も徒歩圏内に入る。オフィス超高層群が連なる新宿副都心の南縁に立ちながら、生活と仕事の両方を支える立地として機能している。住宅として設計されながら60という階数によって新宿副都心のスカイラインに参加するこのタワーは、オフィス街に囲まれながらも「住む場所」としての新宿西側を静かに更新し続けている。
まとめ
ザ・パークハウス西新宿タワー60は、2017年竣工、地上60階・地下2階、高さ約199メートルの超高層マンションである。かつて密集木造市街地だった西新宿五丁目が市街地再開発を経て60階建てのタワーへと生まれ変わったこの場所は、東京が街を更新してきた軌跡を端的に示している。
都営大江戸線・西新宿五丁目駅に降り立ち、改札から数分歩けば、このタワーを見上げる場所に立てる。細い路地が残る街並みを背景に、超高層が天に向かって伸びる光景は、新宿という都市の重層的な時間を感じさせてくれる。
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参考・出典
- ザ・パークハウス西新宿タワー60 - Wikipedia(ja)(地上60階・地下2階・高さ199.16m〈資料によって最高部208.97m〉・2017年竣工、三菱地所レジデンス・相鉄不動産・丸紅共同分譲、フジタ設計・施工)
- フジタ 施工実績 https://www.fujita.co.jp/works/1746/
- 東急リバブル 物件情報(竣工2017年7月・地上60階・地下2階)https://www.livable.co.jp/mansion/library/000000074273/