マンション

中目黒アトラスタワー

中目黒駅前の市街地再開発によって2009年に誕生した、地上45階・高さ164メートルの超高層マンション。目黒区内で最も高い建物として桜並木の街並みに屹立する。

中目黒アトラスタワー
写真: Harani0403 / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
用途
マンション
エリア
目黒区
竣工
2009年
階数
地上45階/地下2階
高さ
164m
開発
上目黒一丁目地区市街地再開発組合
設計
日本設計

目黒川の水辺に立つ164メートル

東京都目黒区上目黒一丁目。目黒川沿いの桜並木で知られる中目黒駅の目の前に、地上45階・高さ164メートルの超高層マンションがそびえる。中目黒アトラスタワーは、2009年に竣工した目黒区内最高の建物であり、上目黒一丁目地区の市街地再開発事業によって誕生した。設計は日本設計、施工は鹿島建設・戸田建設・佐藤建設のJVが担い、旭化成ホームズとUR都市機構が参加組合員として事業を支えた。

かつてこの一帯には木造建築や細街路が入り組んだ密集地区が広がっており、土地所有者・借地権者・建物所有者・借家権者を合わせると259名にのぼる権利者が入り乱れていた。地区面積は約1.4ヘクタール。複雑な権利関係と密集した住環境の解消を目指して、都市再生機構(UR)と旭化成ホームズを巻き込みながら再開発組合が設立され、中目黒駅前という駅近立地に超高層タワーを建てるプロジェクトが動き出した。

地権者が主導した駅前の刷新

中目黒アトラスタワーの特徴のひとつは、デベロッパー主導ではなく、地域の権利者が組合を形成して主体的に事業を進めた点だ。総戸数495戸のうち374戸は地権者が取得した住戸であり、住み続けることを前提とした再開発としての性格が色濃い。2000年代の東京でタワーマンション開発が相次いだ時期にあって、この事業が地権者主導で進められたことは注目に値する。

地上45階・地下2階、高さ164メートルというスケールは、中目黒の低層な街並みとの対比において圧倒的な存在感を持つ。目黒川沿いを歩くと、桜並木の向こうにタワーが垂直に伸びる独特の風景が現れる。川と街路が交差する水辺の空間に、高層住宅が加わることで生まれたこの景観は、竣工から年月を経て中目黒の風景として定着している。

まとめ

中目黒アトラスタワーは2009年竣工、地上45階・地下2階、高さ164メートルの超高層マンションである。地権者主導の市街地再開発という手法によって生まれたこの建物は、目黒区内で最も高い建築物として中目黒駅前に立つ。

目黒川沿いの桜の季節に訪れると、水辺の水平な広がりとタワーの垂直性が鮮やかな対比をつくり出す。中目黒の街を歩く際は、ぜひタワーの足元から空を見上げてみてほしい。

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参考・出典

  • CTBUH Skyscraper Center(高さ164m・地上45階・地下2階・2009年竣工) https://www.skyscrapercenter.com/building/naka-meguro-atlas-tower/14911
  • 目黒区 上目黒一丁目地区市街地再開発事業概要(事業主体・面積約1.4ha・権利者259名)https://www.city.meguro.tokyo.jp/chikuseibi/kusei/keikaku/kamimeguro1chiku.html
  • 旭化成ホームズ アトラス 過去の供給実績(2009年竣工・設計:日本設計・施工:鹿島建設・戸田建設・佐藤建設JV)https://www.atlas-web.jp/atlas/atlas-contents/works/2009/nakameguro.html

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