アーバンドック パークシティ豊洲 タワーA
造船所跡地の湾岸再開発に生まれた、運河沿いに立つ52階建てのタワーマンション。
- 用途
- マンション
- エリア
- 江東区
- 竣工
- 2008年
- 階数
- 地上52階/地下1階
- 高さ
- 179.49m
- 延床面積
- 約121,951㎡
- 開発
- IHI・三井不動産レジデンシャル
- 設計
- 三井住友建設・鹿島建設JV
海と運河に開かれた52階建て
東京都江東区豊洲。かつて造船所が広がっていた湾岸の埋立地に、2008年、地上52階・高さ約180メートルのタワーが姿を現した。アーバンドック パークシティ豊洲 タワーA——IHIと三井不動産レジデンシャルが手がけた大規模ウォーターフロント開発の中核を担う超高層マンションである。
豊洲という土地は、長らく工業と物流の現場だった。その記憶を残すように、開発全体には「アーバンドック」=都市の波止場という名が与えられている。運河沿いに立つこのタワーを水辺から見上げると、海と空へ向かって開かれた立地そのものが、内陸の高層住宅とは異なる表情を生んでいることに気づく。
造船所跡地という出発点
このタワーを語るうえで欠かせないのが、IHI(旧・石川島播磨重工業)の造船所跡地という出発点である。産業を支えた広大な土地が住宅を中心とした街区へと姿を変え、その象徴的な高さをタワーAが担っている。
地上52階・地下1階という規模は、2008年の竣工当時の湾岸エリアでも際立つものだった。高さは資料によって179メートル台から180メートル前後とされ、いずれにせよ豊洲のスカイラインを形づくる存在として機能してきた。単棟で完結するのではなく、低層棟や商業施設を含む複合的な街区の一部として計画されている点も、この開発の特徴といえる。
工場や倉庫が占めていた水際が、住む場所へと転換されていく——豊洲の再開発は、東京の湾岸が産業地から居住地へと役割を移していった流れを象徴する事例として、たびたび参照される。
まとめ
アーバンドック パークシティ豊洲 タワーAは、2008年竣工、地上52階・高さ約180メートルのタワーマンションである。IHIの造船所跡地という明確な文脈のなかで生まれたこの建物は、豊洲という土地が産業の現場から湾岸の居住地へと変わっていく転換点に立っている。
運河沿いを歩きながらこのタワーを見上げると、海と街の境目に都市が新しい層を重ねてきたことが伝わってくる。豊洲を訪れる際には、ぜひ水辺から空を見上げてみてほしい。
関連リンク
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参考・出典
- パークシティ豊洲 - Wikipedia(高さは資料により179.49m/179.96m等の差異あり・要最終確認)
- skyscraperclub.com