オフィスビル

高松シンボルタワー

2004年開業、高さ151.3メートル、地上30階。四国最高層を誇る複合タワーで、高松港に隣接するサンポート高松再開発地区の核施設として整備された。

高松シンボルタワー
写真: Suicasmo / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
高松市
竣工
2004年
階数
地上30階
高さ
151.3m

瀬戸内海を望む四国最高層のタワー

香川県高松市サンポート、高松港に隣接する再開発地区に、2004年3月に開業した高松シンボルタワーが立っている。高さ151.3メートル、地上30階のこのタワーは、四国全体を通じて最高層の建築物として知られる。瀬戸内海の穏やかな水面と、かつての国鉄宇野線の終着駅跡地を含む臨海エリアに誕生したこの複合施設は、高松市の都市再生の象徴として位置づけられてきた。

タワーを含むサンポート高松地区は、高松港周辺の国有地を活用した大規模再開発プロジェクトとして整備された。タワー棟には高層オフィスフロアや展望スペース(29階)が設けられ、隣接するコングレスビルとともに国際会議や文化イベントの受け皿となっている。29階の展望スペースからは、晴れた日には対岸の岡山県や、瀬戸大橋の姿を遠望できる。四国と本州を繋ぐ玄関口に位置するこのタワーは、海から見た高松市の表玄関としての役割も担っている。

港まちの再生と新しいシンボル

高松はかつて、本州と四国を結ぶ国鉄連絡船の重要な発着地だった。1988年の瀬戸大橋開通により連絡船が廃止され、港周辺は利用目的の転換を迫られた。そうした歴史的な転換期を経て整備されたサンポート高松は、交通の要衝から文化・ビジネスの複合拠点へと港まちを再定義する試みだった。高松シンボルタワーはその核として、旧来の港湾機能が姿を変えた跡地に立つ。四国最高層という高さは、単なる数字以上に、この地方都市が都市再生に賭けた意志の高さを象徴しているとも言える。タワーに隣接するコングレスビルでは国際会議や各種イベントが開催され、高松駅から徒歩すぐという立地の良さも相まって、瀬戸内地域の交流拠点として着実に機能を積み重ねてきた。

まとめ

2004年竣工、高さ151.3メートル、地上30階。四国最高層として高松港を見下ろすこのタワーは、連絡船廃止後の臨海部再開発から生まれた高松の新しいランドマークだ。29階の展望スペースから瀬戸内海を一望し、島々のシルエットと橋梁が重なる水平線を眺めながら、港まちが歩んできた変遷に思いを馳せてみてほしい。高松駅から徒歩すぐのこのタワーは、四国旅の起点として申し分ない。

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参考・出典

  • サンポート高松公式サイト(要最終確認)
  • 高松市資料(要最終確認)

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