オフィスビル

NTTドコモ墨田ビル

2004年竣工のNTTドコモの業務ビル。地上27階・高さ133.7m(アンテナ塔含む156m)の超高層で、携帯電話網のインフラ機能と「NTTドコモ歴史展示スクエア」を内包する通信会社の顔。

NTTドコモ墨田ビル
写真: Kakidai / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
墨田区
竣工
2004年
階数
地上27階/地下2階
高さ
133.7m
開発
NTTドコモ
設計
NTTファシリティーズ

両国に立つ通信インフラの塔

東京都墨田区横網。両国国技館の北西、旧安田庭園に近いこの場所に、2004年、地上27階・高さ133.7メートルの「NTTドコモ墨田ビル」が竣工した。設計はNTTファシリティーズが担い、携帯電話網の運用・保守に必要なインフラ機能を中核に置きながら、業務棟としての機能を備える。アンテナ塔を含めた最高部の高さは約156メートルにのぼり、墨田区の天空に向けてアンテナを突き立てる独特のシルエットは、付近を歩くと遠くからでもひときわ目を引く。

NTTドコモは東京・大阪・名古屋など全国各地に業務ビルを構えており、その多くが自社の通信インフラを内包する。墨田ビルもその一つとして、東東京エリアをカバーする携帯電話網の重要拠点としての役割を担っている。通信という目に見えないインフラが、これだけの規模のビルを必要とする事実は、現代の都市生活がいかに電波に依存しているかを改めて実感させる。

歴史展示スクエアが語る携帯電話の軌跡

このビルの見どころの一つが、館内に設けられた「NTTドコモ歴史展示スクエア」だ。日本の移動通信の歴史を振り返るこの展示スペースでは、携帯電話の黎明期から現在に至るまでの端末や通信技術の変遷が紹介されている。かつてショルダーバッグほどの大きさがあった携帯電話が、掌に収まるスマートフォンへと進化した軌跡を、実機を交えて辿ることができる。

街の外観から見えるのは無機質な業務ビルだが、その内部には産業の歴史が刻まれている。この構造——目立たない外皮の内側にインフラと物語を隠す形——は、通信という産業の在り方そのものを映しているようでもある。

まとめ

NTTドコモ墨田ビルは2004年竣工、地上27階・建物高さ133.7メートル(アンテナ含む約156メートル)の超高層業務ビルだ。携帯電話網のインフラ機能と歴史展示スクエアを内包し、両国の街角に通信産業の存在感を示している。近くを訪れる際は、アンテナ塔まで含めた全体のシルエットを、旧安田庭園側から眺めてみてほしい。

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参考・出典

  • NTTドコモ墨田ビル - Wikipedia(竣工2004年・地上27階塔屋3階地下2階・建物高さ133.70m・アンテナ含む最高部156.0m)
  • NTTファシリティーズ 建築作品「NTTドコモ墨田ビル」
  • NTTドコモ歴史展示スクエア 公式サイト

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