JRタワー
2003年2月竣工、北海道札幌市中央区に立つ地上38階・地下4階・高さ173mの超高層複合ビル。JR北海道が旧地上駅跡地を再開発し、ホテル・商業・オフィス・展望台を1棟に集積した北海道の玄関口の顔。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 札幌市中央区
- 竣工
- 2003年
- 階数
- 地上38階/地下4階
- 高さ
- 173m
- 設計
- 日本設計
駅の上に建つ、北海道の玄関
北海道札幌市中央区北5条西2丁目。JR札幌駅の南口、かつて地上を走っていた函館本線のホームと線路が占めていた用地に、JRタワーは建つ。2003年2月5日に竣工し、同年3月6日に開業したこの建物は、地上38階・地下4階・高さ173メートルの超高層複合ビルであり、設計は日本設計が手がけた。
JRタワーの誕生は、JR北海道が主導した札幌駅の大規模改良事業と一体のものだ。1988年、地下鉄との連絡改善などを目的にJR函館本線の一部区間が高架化され、それまで地上に広がっていた線路・駅施設の敷地が再開発用地として解放された。この跡地を活用するかたちで、百貨店(大丸)・商業施設(ステラプレイス・パセオ・アピア・エスタ)・オフィス棟・ホテル(JRタワーホテル日航札幌)・展望台(T38)が一棟の高層棟と複数の低層棟にまとめられた。総延床面積は約35万平方メートルに及ぶ大規模施設だ。
北海道最高層が担う役割
高さ173メートルは北海道で最も高いビルであり、JRタワーはその意味で道内随一のスカイラインを形成している。最上部の38階には「T38」と称する展望台があり、晴れた日には石狩平野や遠く日高山脈まで望むことができる。ホテルは23階〜34階に客室を配し、上層の展望台・レストランへと続く構成は、ニューヨーク式の「駅ビル型垂直都市」を北国の玄関口に実現しようとする設計意図を感じさせる。
来訪者にとってJRタワーは、空港リムジンバスやJR特急を降りて最初に目に飛び込む札幌の縦の顔だ。駅と直結した動線は、冬の寒さが厳しい北海道において特に重要な意味を持つ。地下通路で複数の商業棟とつながる構造は、積雪期でも快適に移動できる街の骨格を形成し、後に整備された札幌駅南口の地下歩行空間とも接続している。
JR北海道による駅直結型の大規模再開発は、2000年代以降に各地で相次いだ「駅ビル超高層化」の先行事例の一つとして位置づけられる。名古屋駅のJRセントラルタワーズ(1999年)に続く形で、道内の鉄道事業者が自ら土地を開発し高層複合施設を建てるという姿勢が、北の玄関口に高さ173メートルのタワーを生んだ。
まとめ
JRタワーは2003年竣工、地上38階・高さ173mの北海道最高層ビルだ。JR札幌駅の旧地上ホーム跡地を活用した複合再開発として、商業・ホテル・展望台を一棟に集積し、北の玄関口のランドマークとなっている。札幌を訪れる際には展望台T38からの眺めをぜひ楽しんでほしい。楽天トラベルで周辺のホテルを探すことができる。
この建物、行きましたか?
自己申告制のスタンプラリーです。記録はこの端末のブラウザにだけ保存され、サーバーには送信されません。
備考と写真はこの端末の中だけに保存されます(どこにもアップロードされません)。写真は長辺1280pxに縮小して保存します。
関連リンク
PR※ 以下のリンクには広告(アフィリエイト)が含まれます。リンク先での購入・予約により当サイトが収益を得る場合があります。
参考・出典
- JRタワー - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC
- JRタワーホテル日航札幌 公式サイト https://www.jrhotels.co.jp/tower/