オフィスビル

日本テレビタワー

2003年4月竣工、地上32階・高さ約192mの超高層ビル。リチャード・ロジャースの基本構想による四隅のバットレス(メガトラス構造)が際立つ日本テレビ放送網の本社。汐留シオサイト C街区に位置する。

日本テレビタワー
写真: Dick Thomas Johnson / CC BY 2.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
港区
竣工
2003年
階数
地上32階/地下4階
高さ
192.8m
延床面積
約130,725㎡
開発
日本テレビ放送網
設計
三菱地所設計(設計)、リチャード・ロジャース・パートナーシップ(基本構想)

汐留に生まれた「バットレスの塔」

2003年4月、東京都港区東新橋の汐留シオサイト C街区に、地上32階・高さ約192mの超高層ビルが竣工した。日本テレビタワー、通称「日テレタワー」だ。日本テレビ放送網の本社・スタジオを擁するこの建物は、基本構想に世界的建築家リチャード・ロジャースを迎え、実施設計は三菱地所設計が担った。汐留再開発のなかでも際立つ個性を備えた一棟として、竣工から20年以上が経った今も強い存在感を放ち続けている。

最大の特徴は、建物四隅に配された「バットレス」と呼ばれるメガトラス構造だ。鋼製の巨大な斜材が外部に露出し、建物のフレームそのものがデザインになっている。この手法は、リチャード・ロジャースが提唱する「インサイドアウト」の思想——構造や設備を外に表出させることで建物に正直さと力強さをもたらす——に通じる。最高部には高さ196mに達するアンテナ塔を備え、汐留のスカイラインにひときわ目立つ頂点を添えている。内部には中・大型スタジオを含む放送施設が集約されており、延床面積は約130,725m²、地下4階まで駐車場や設備フロアが広がる。

汐留シオサイトと放送・広告の集積

日本テレビタワーが立つ汐留シオサイトは、旧国鉄汐留貨物駅の跡地に整備された大規模再開発地区だ。2000年代前半にかけて、電通本社ビル、汐留シオサイト・シティセンター、コンラッド東京が入る東京汐留ビルディングなど、放送・広告・ホテルが集まるビル群が相次いで竣工した。新橋駅東口という立地に、業務・商業の巨大な集積が新たに生まれた格好だ。

日テレタワーはその一角に位置し、都心の高速道路からも視認できるバットレスのシルエットが方向感を与えている。JR新橋駅および都営大江戸線・ゆりかもめの汐留駅からいずれも徒歩圏内のアクセスで、立地の利便性は高い。施工は清水建設が手がけており、複雑な鉄骨露出構造の実現にあたっては高度な技術が要求されたとされる。

まとめ

日本テレビタワーは2003年竣工、地上32階・高さ約192mの放送局複合ビルだ。リチャード・ロジャースの基本構想によるバットレス構造が外観の象徴となり、汐留シオサイトのスカイラインに個性を刻んでいる。電通本社ビルや汐留シオサイト・シティセンターと合わせて歩くと、2000年代初頭の大規模再開発が凝縮した風景を体感できる。

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関連記事:電通本社ビル汐留シオサイト・シティセンター

関連リンク

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参考・出典

  • 複数のWebSearch結果(竣工年2003年4月・地上32階地下4階・高さ192.8m)
  • 清水建設 施工実績(延床面積130,725.51m²・地上32階地下4階塔屋2階)
  • 三菱地所設計 公開情報(設計:三菱地所設計+Richard Rogers Partnership 基本構想)
  • 住所:東京都港区東新橋1-6-1(複数不動産サイト一致)

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