オフィスビル

汐留メディアタワー

2003年竣工、共同通信社本社とパークホテル東京を擁する地上34階・高さ約172mの複合タワー。報道機関とホテルが1棟に同居する汐留シオサイトの異色の建物。

汐留メディアタワー
写真: Rs1421 / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
港区
竣工
2003年
階数
地上34階/地下4階
高さ
172m
開発
三井不動産
設計
KAJIMA DESIGN

報道の拠点を高層に積む

東京都港区東新橋一丁目。汐留シオサイトのE街区に位置する汐留メディアタワーは、2003年に竣工した地上34階・地下4階・高さ約172mの複合超高層ビルだ。設計はKAJIMA DESIGN(鹿島建設)が担い、施工は鹿島建設・清水建設のジョイントベンチャーが手がけた。開発を主導したのは三井不動産である。

このビルが「メディアタワー」と名乗る理由は、5階から23階を共同通信社の本社が占めることにある。共同通信は日本の主要な通信社であり、国内外の報道機関へ記事を配信する情報インフラの中枢を担う組織だ。その本社機能を新開発地区の超高層ビルに移転・集約する選択は、汐留シオサイトが報道機関にとっても魅力ある立地であることを示していた。

ホテルとニュースルームが共存する空間

25階から34階はパークホテル東京が占める。各客室にアーティストが手がけた絵画や独自の内装を持つことで知られるこのホテルは、泊まる場所としての個性を重視した設計が特徴だ。報道機関の本社と個性的なホテルが1棟に同居するという組み合わせは、汐留の複合開発の中でも際立って異色の事例である。

建物は第46回BCS賞(建設業建築士事務所協会連合会賞)を受賞した。ゆりかもめの高架と連動したアトリウム空間も、この建物の特徴とされる。高さ約172mは隣接する汐留タワーとほぼ同水準であり、電通本社ビル(213m)とともに、汐留シオサイトの中核を形成する超高層群の一角を占める。

まとめ

汐留メディアタワーは、2003年竣工・地上34階・高さ約172mの複合ビルである。共同通信社とパークホテル東京という対照的な用途が垂直に積み上がる構成は、汐留シオサイトの多様性をよく体現している。新橋から汐留を歩く際には、このビルの足元に立ち止まり、情報と宿泊が同居する空間の成り立ちを思い浮かべてほしい。

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参考・出典

  • Wikipedia『汐留メディアタワー』
  • 三井不動産 プレスリリース 2003年7月17日(mitsuifudosan.co.jp)
  • 共同通信本社ビル(汐留メディアタワー)BCS賞受賞(nopa.or.jp)

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