品川グランドコモンズ
品川駅港南口に広がる7棟構成の大規模複合街区。最高棟の品川グランドセントラルタワーは地上32階・高さ約148m。幅約45m・長さ約400mの品川セントラルガーデンを軸に、オフィス・商業・ホール・住宅が一体で整備され、品川インターシティとともに港南エリアの国際ビジネス拠点形成を牽引した。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 港区
- 竣工
- 2003年
- 階数
- 地上32階/地下3階
- 高さ
- 148m
- 開発
- 興和不動産(現・日鉄興和不動産)
- 設計
- 三菱地所設計
港南口の顔となった、7棟の複合街区
東京都港区港南2丁目。品川駅の東口——港南口——を出ると、開けた空のもとにいくつもの高層ビルが横並びに連なる光景が広がる。品川グランドコモンズは、旧国鉄品川駅東口貨物ヤード跡地に整備された大規模な複合街区で、2003年に竣工した(一部資料では2004年とも記される)。敷地面積は約52,766平方メートルにおよぶ。
街区を構成するのは7棟の建物だ。最高棟の品川グランドセントラルタワーは地上32階・地下3階、高さ約148メートル。これに地上30階・地下3階の太陽生命品川ビルが並ぶ。オフィス棟が5棟、住宅棟が2棟という構成で、働く場所と住む場所が一つの街区に収まる。全体の設計は三菱地所設計が担い、開発は興和不動産(現・日鉄興和不動産)が主導した。
緑の軸が生む、港南のスケール感
この街区を特徴づけるのは、中心を貫く「品川セントラルガーデン」だ。幅約45メートル、長さ約400メートルにおよぶ緑地公園が、ビルとビルの間に余白をつくり出し、港南口から街区の奥へと開放的な奥行きを生み出している。屋根付きの「スカイウェイ」と呼ばれる高架通路が各棟を接続し、雨の日でも敷地内を傘なしで移動できる。このインフラは、ビルを単体で評価するのではなく「歩いて回れるひとつの街」として設計されたことを示している。
品川グランドセントラルタワーの低層部には商業ゾーン「品川グランパサージュ」と最大500席以上を収容できる多目的ホール「THE GRAND HALL」が設けられ、純粋な業務空間を超えた集客装置としての役割も持つ。1998年竣工の品川インターシティが国鉄跡地再開発の先陣を切り、そこへ品川グランドコモンズが加わることで、港南口一帯はオフィス・商業・居住が混在する国際的なビジネス拠点として骨格を整えていった。2003年の東海道新幹線品川駅開業と時期を重ねたことで、この街区の存在感はさらに高まった。
まとめ
品川グランドコモンズは2003年竣工、品川駅港南口の貨物ヤード跡地に立つ7棟構成の複合街区だ。最高棟の品川グランドセントラルタワーは地上32階・高さ約148メートルで、設計は三菱地所設計、開発は興和不動産が担った。幅約45メートル・長さ約400メートルの緑地を軸に、オフィス・商業・ホール・住宅を一体で整えたこの街区は、品川インターシティとともに港南エリアの都市的骨格を形成している。港南口を出て青空のもとをゆっくり歩くとき、かつて貨物列車が行き交っていた土地が、いまや緑と超高層の共存する街へと変わったことを実感できる。
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関連リンク
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参考・出典
- 品川グランドコモンズ - Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%81%E5%B7%9D%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%BA):竣工年は一部資料で2003年4月、別資料では2004年3月と記載が割れる
- 品川グランドセントラルタワー - Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%81%E5%B7%9D%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC):地上32階・地下3階・高さ148.1m
- 三菱地所設計 プロジェクト事例(https://www.mjd.co.jp/projects/29071/):設計:三菱地所設計