オフィスビル

ThinkPark Tower

明電舎大崎工場跡地に立つ地上30階・高さ140.5メートルのオフィスビル。2007年竣工、東京都の都市再生特別地区第1号として大崎駅西口の再開発を牽引した。

用途
オフィスビル
エリア
品川区
竣工
2007年
階数
地上30階/地下2階
高さ
140.5m
延床面積
約151,937㎡
開発
明電舎・世界貿易センタービルディング
設計
日本設計

工場の記憶を塗り替えた30階建て

東京都品川区大崎2丁目1番。JR大崎駅西口を出ると、正面にガラスカーテンウォールの高層棟がそびえる。ThinkPark Towerは2007年10月に竣工した地上30階・地下2階のオフィスビルで、高さ140.5メートル、延床面積は約151,938平方メートルにおよぶ。設計は日本設計、開発は明電舎と世界貿易センタービルディングが共同で手がけた。

この場所にはかつて、明電舎の大崎工場が立っていた。1913年に大崎へ移転した明電舎は、電気機器の製造拠点として長年にわたって地域の産業を支えてきたが、1985年に工場の操業を終了した。その後、大崎駅西口地区全体の都市計画が練り直され、ThinkPark Towerはその再開発の核として2007年に竣工を迎えた。

副都心指定から四半世紀——大崎の転換点

大崎は1982年に東京の副都心に指定されたが、他の副都心と比べて開発の実現は遅れを取っていた。ThinkPark Towerの建設は東京都の都市再生特別地区に認定された第1号案件に位置づけられ、大崎の再開発に確かな弾みをつけた。

竣工後の大崎駅西口は、オフィス・商業・ホテルが一体となった業務地区としての顔を持つようになった。隣接する大崎ウィズシティとともにビル群を形成し、山手線南部の業務集積を一段厚くしている。明電舎が電気機器を製造していた工場跡地に、日本設計の設計によるガラス張りの超高層が立つ現在の光景は、大崎という街が産業から業務へと役割を変えていく過程を体現している。

まとめ

ThinkPark Towerは2007年竣工、地上30階・高さ140.5メートルのオフィスビルで、品川区大崎2丁目に位置する。明電舎大崎工場跡地における都市再生特別地区第1号の認定事業であり、設計は日本設計が担当した。工場街から業務地区への転換を象徴する大崎の一棟だ。

大崎駅西口の広場に立ち、眼前の30階建てを見上げると、工場から業務地区へという転換の一場面がそのまま視野に広がる。品川から足を延ばす建築散歩の目的地として、ぜひ一度。

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参考・出典

  • ThinkPark Tower - Wikipedia(英語版)(https://en.wikipedia.org/wiki/ThinkPark_Tower):地上30階・地下2階・高さ140.5m・延床151,937.93㎡
  • R.E.port 複合施設「ThinkPark」グランドオープン(https://www.re-port.net/article/news/0000014090/):2007年10月25日グランドオープン・明電舎大崎工場跡地

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