オフィスビル

東京ワールドゲート(神谷町トラストタワー)

2020年3月竣工の地上38階・高さ約180mの複合タワー。オフィス・ホテル・住宅が垂直に積み重なる構成で、マリオット系列の東京エディション虎ノ門を内包する虎ノ門エリアのランドマーク。

東京ワールドゲート(神谷町トラストタワー)
写真: Kakidai / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
港区
竣工
2020年
階数
地上38階/地下3階
高さ
179.95m
開発
森トラスト
設計
安井建築設計事務所・清水建設(設計)、隈研吾建築都市設計事務所(ホテル・ロビー内装デザイン)

ホテルと住宅を重ねた、虎ノ門の複合タワー

2020年3月、東京都港区虎ノ門四丁目に東京ワールドゲート(神谷町トラストタワー)が竣工した。地上38階・地下3階、高さ約180mの超高層ビルで、開発は森トラストが手がけた。設計は安井建築設計事務所・清水建設が担当し、ホテルと共用部の内装デザインには隈研吾建築都市設計事務所が加わっている。東京メトロ日比谷線の神谷町駅とは地下通路で直結し、虎ノ門エリアの玄関口のひとつとして機能する。

用途の多様さがこの建物の特徴だ。3階から30階がオフィスフロア、31階から36階にはマリオット系列のホテル「東京エディション虎ノ門」が入り、37・38階が共同住宅となっている。一棟にオフィス・ホテル・住宅を積み重ねる複合構成は、東京の大規模再開発においてはまだ事例が少ない。「東京エディション虎ノ門」の内装は隈研吾が手がけており、木材と植物を多用した温かみのある空間が高層部に広がる。

虎ノ門パストラル跡地と街の再編

この場所にはかつて、東京農林年金会館(虎ノ門パストラル)が立っていた。その跡地を国家戦略特区の指定を受けて再開発したのが東京ワールドゲートだ。虎ノ門エリア全体では、森ビルが手がける虎ノ門ヒルズが同じ時期に棟数を重ね、神谷町から虎ノ門一帯は国際的なオフィス・ホテル拠点へと急速に変わりつつある。かつて官庁街の延長線上に位置していたエリアが、今では高層棟が連なるスカイラインを形成するまでになった変化の速さは、歩いてみると肌で感じられる。

建物名は着工時の「神谷町トラストタワー」から施設全体のブランド名「東京ワールドゲート」へと統一された。低層部の広場や植栽を抜けると近隣の高層棟が視野に入り、複数の開発主体が並走するように更新を進めてきたこのエリアの密度が伝わってくる。

まとめ

東京ワールドゲートは2020年3月竣工の地上38階・高さ約180mの複合タワーだ。オフィス・ホテル・住宅の三層が垂直に重なる構成と、隈研吾による内装デザインが特徴で、虎ノ門の国際化を体現する一棟として機能している。神谷町駅から地下でアクセスし、低層部の広場を歩いてみると、この十年で積み重なった都市の変化が実感できる。

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関連リンク

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参考・出典

  • 森トラスト プレスリリース 2020年3月18日「東京ワールドゲート『神谷町トラストタワー』竣工」(竣工年月・地上38階地下3階・高さ179.95m・所在地・開発者)
  • 清水建設 シミズの設計本部 Works「東京ワールドゲート(神谷町トラストタワー)」(設計者情報)
  • スタログ 2021年「神谷町トラストタワー」(設計: 安井建築設計事務所・清水建設・建築設備設計研究所)
  • TECTURE MAG 2020年11月「東京エディション虎ノ門」(内装デザイン: 隈研吾建築都市設計事務所・マリオット系列・31〜36階)
  • 日経xTECH「隈研吾氏の内装で地上140mに『巨大庭園ロビー』持つホテル」(共同住宅: 37〜38階・オフィス: 3〜30階・国家戦略特区)

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