さいたまスーパーアリーナ
2000年9月開業のさいたま新都心の中核施設。スタジアム・メインアリーナ・コミュニティアリーナの3形態に切り替えられる可動システムを備え、最大約37,000人を収容する。

- 用途
- オフィスビル
- エリア
- さいたま市中央区
- 竣工
- 2000年
- 開発
- 埼玉県
- 設計
- MAS・2000共同設計室(代表:日建設計)、ダン・マイス設計
さいたま新都心に生まれた変幻自在のアリーナ
JR京浜東北線・東北本線さいたま新都心駅から徒歩数分の場所に、さいたまスーパーアリーナは立つ。埼玉県が整備したさいたま新都心開発の目玉施設として2000年9月に開業し、以来、国内屈指の集客力を誇る多目的アリーナとして知られてきた。設計はMAS・2000共同設計室(代表:日建設計)とアメリカの建築家ダン・マイスが共同で手がけ、国際設計競技で選ばれた案が実現したものである。
この施設の最大の特徴は、三菱重工が開発した複合可動設備にある。メインアリーナに設置された「ムービングブロック」と呼ばれる可動式スタンドが床ごと移動することで、空間を3つの形態に変えることができる。スタジアムモードでは最大約37,000人、メインアリーナモードでは約22,500人を収容可能で、コンサート・格闘技・スポーツ競技など多様なイベントに対応できる構造となっている。可動スタンドが移動すると独立したコミュニティアリーナも出現し、同日に複数のイベントを同時開催することも可能だ。その柔軟性は国内に類を見ない。
名称が変わっても変わらない集客の核
開業当初は「さいたまスーパーアリーナ」の名称で広く親しまれてきたが、2026年4月からは命名権契約によって「GMOアリーナさいたま」の愛称が加わった。さいたま新都心という立地は、東京都心から30分以内という交通利便性を持ちながら、広大な敷地と駐車場を確保できる点で他の都市型会場と一線を画している。周辺にはけやき広場をはじめとする緑豊かな公共空間が広がっており、イベント開催日には大勢の来場者が集まる活気ある風景が見られる。
建物そのものは低層の円形に近いシルエットで主張を抑えているが、ガラスと鉄骨が織りなすファサードは夜間にライトアップされ、新都心の夜景に独特の存在感を加える。2026年1月からは大規模改修のため一時休館しており、2027年4月のリニューアルオープンに向けて新たな姿を準備中だ。
まとめ
さいたまスーパーアリーナは2000年竣工、設計は日建設計・ダン・マイスの共同チームが担い、最大収容約37,000人の可動式多目的アリーナとして誕生した。3形態に切り替わる独自のシステムは、開業から20年以上を経た今も国内のコンサートやスポーツ大会で重要な役割を担い続けている。さいたま新都心に訪れた際は、広場から望む建物外観だけでも一見の価値がある。
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参考・出典
- 埼玉県公式サイト さいたまスーパーアリーナ施設概要
- 三菱重工 複合可動設備 GMOアリーナさいたま https://www.mhi.com/jp/products/living/culture_sports_saitama_super_arena.html
- 英語版Wikipedia Saitama Super Arena
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