オフィスビル

渋谷マークシティ

渋谷駅西口直結の複合施設。ホテル棟(イースト25階・高さ約100m)とオフィス棟(ウエスト23階)の2棟が2000年に竣工。京王井の頭線渋谷駅とバスターミナルを内包し、渋谷再開発の先陣を切った。

渋谷マークシティ
写真: Ons / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
渋谷区
竣工
2000年
階数
地上25階/地下2階
高さ
99m
開発
渋谷マークシティ株式会社
設計
日本設計・東急設計コンサルタント設計共同企業体

渋谷の西口を変えた大型複合施設

渋谷駅の西口、道玄坂の坂下に立ちはだかるように建つ渋谷マークシティは、2000年1月に竣工した大型複合施設だ。イースト棟(地上25階・地下2階・高さ99.67メートル)とウエスト棟(地上23階・高さ95.55メートル)の2棟で構成される。設計は日本設計と東急設計コンサルタントによる設計共同企業体が担った。

この建物が際立つのは、単なるオフィスやホテル複合にとどまらない点だ。建物内には京王井の頭線渋谷駅が取り込まれ、広域バスターミナルも整備された。鉄道・バス・地下鉄・JRが交差する渋谷駅の乗り換え機能の一部を、建物自体が担うという都市的な役割を与えられている。イースト棟上層にはセルリアンタワー東急ホテルの前身にあたるホテルが当初入居し、渋谷の宿泊拠点としての機能も果たした。

渋谷再開発の先陣として

渋谷マークシティが完成した2000年は、渋谷駅周辺の大規模再開発がまだ本格化する前の時期にあたる。その後に続く渋谷ヒカリエ(2012年)や渋谷スクランブルスクエア(2019年)などの超高層開発と比べると竣工は早く、渋谷再開発の先陣を切った施設として位置づけられる。

道玄坂口・新南口と並ぶ渋谷駅の西の顔として、マークシティは20年以上にわたり機能し続けている。路線バスの乗り場や京王線の改札が組み込まれた低層部は、毎日の乗り換えで多くの人が無意識のうちに通り過ぎる空間だ。渋谷の喧騒の中で、都市インフラを抱き込んだ複合建築の実例として静かに存在感を保っている。

まとめ

渋谷マークシティは2000年竣工、イースト棟地上25階・高さ約100メートル、ウエスト棟地上23階の2棟構成だ。京王井の頭線渋谷駅とバスターミナルを内包した都市型複合施設として、渋谷駅西口のインフラそのものに組み込まれている。渋谷スクランブル交差点を渡り、道玄坂を上る前に見上げると、この建物が渋谷の入口を形成していることがよくわかる。

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参考・出典

  • 渋谷マークシティ - Wikipedia(ホテル棟:地上25階・地下2階・高さ99.67m、オフィス棟:地上23階・高さ95.55m・2000年1月竣工)
  • 渋谷マークシティ - 設計施工共同企業体(設計:日本設計・東急設計コンサルタント設計共同企業体)
  • 渋谷マークシティ公式サイト(用途:ホテル・オフィス・店舗・バスターミナル・京王井の頭線渋谷駅)

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