住友不動産飯田橋ファーストタワー
文京区後楽に立つ地上34階・高さ149mの複合超高層。2010年竣工の後楽二丁目西地区市街地再開発事業により、オフィス・住宅・商業が一棟に集積した。東京ドームシティに隣接する後楽の新たな顔。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 文京区
- 竣工
- 2010年
- 階数
- 地上34階/地下3階
- 高さ
- 149m
- 開発
- 後楽二丁目西地区市街地再開発組合(住友不動産)
- 設計
- 日建設計
東京ドームの隣に立つ後楽の超高層
東京ドームシティを内包する文京区後楽一帯は、娯楽施設と緑地が共存するエリアとして広く知られる。その一角、後楽二丁目に2010年4月「住友不動産飯田橋ファーストタワー」が竣工した。地上34階・地下3階、高さ149メートル。設計は日建設計、施工は大林組が担い、後楽の上空に際立つ高さを刻み込んだ。
建物の特徴は用途の複合性にある。低・中層部にはオフィスフロアと商業施設が配置され、上層部には住宅が積み上がる構成だ。飯田橋駅と後楽園駅を両側に抱える交通利便性の高い立地と、住宅需要の根強い文京区の地域特性を反映して、職・住・商を一棟に収める都市型の構成が採られた。外観はカーテンウォールを主体とするシンプルな矩形で、後楽・飯田橋エリアのスカイラインに明快な縦線を加えている。
後楽二丁目西地区再開発の象徴として
このタワーの誕生を支えたのは、後楽二丁目西地区第一種市街地再開発事業だ。老朽化した低層建物が混在していた区画を整備し、土地の高度利用と防災性向上を同時に実現することが事業の主眼とされた。住友不動産が参加組合員として事業を主導し、「飯田橋ファーストタワー」という名称が示すとおり、飯田橋エリアにおける同社不動産事業の足がかりとなった。
再開発の波はその後も続く。近隣には飯田橋グラン・ブルームが2014年に竣工し、同エリアの高層化をさらに推し進めた。区の行政中枢である文京シビックセンターにも徒歩圏内で、官民の高層建築が点在する後楽・飯田橋エリアの重層的な都市景観が着実に形成されている。
まとめ
住友不動産飯田橋ファーストタワーは2010年竣工、地上34階・高さ149メートルの複合超高層だ。日建設計の設計のもと後楽二丁目西地区再開発の中核として誕生し、オフィス・住宅・商業を垂直に積み重ねた都市型複合棟として後楽の街並みに新たな高さを与えた。飯田橋から後楽方面へ歩くと、東京ドームのアーチ越しにその輪郭が見えてくる。
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関連リンク
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参考・出典
- 住友不動産飯田橋ファーストタワー - skyscraper.jp(竣工2010年4月・地上34階/地下3階・高さ149.60m)
- 住友不動産飯田橋ファーストタワー - 大林組工事実績(設計:日建設計・施工:大林組)
- 後楽二丁目西地区第一種市街地再開発事業 - 住友不動産(事務所・共同住宅・店舗の複合)