オフィスビル

SS30

1989年2月竣工、宮城県仙台市青葉区に立つ地上31階・地下3階・高さ143mの超高層ビル。仙台市政令指定都市移行と市制100周年を機に整備された東北初の100m超えビルで、設計は日建設計が担当した。

SS30
写真: 掬茶 / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
仙台市青葉区
竣工
1989年
階数
地上31階/地下3階
高さ
143m
延床面積
約79,392㎡
設計
日建設計

東北に生まれた最初の超高層

宮城県仙台市青葉区中央4丁目。仙台駅から西に向かって伸びる広瀬通・青葉通の並木が交わる都心エリアに、SS30は建つ。1989年2月に竣工したこの建物は、地上31階・地下3階・高さ143メートルの超高層ビルであり、設計は日建設計が手がけた。

SS30という名称は、Sendai(仙台)の「S」と、当時の仙台市の政令指定都市移行・市制100周年記念事業に由来する「S」、そして地上30階(開業当時の実質居室フロア)の「30」を組み合わせたとされる。竣工当時、東北地方でビルの高さが100メートルを超えたのはこれが初めてであり、仙台の都市として新たな段階への到達を象徴する存在として広く注目された。

建物は住友生命保険相互会社が事業主として建設し、オフィス、商業施設、レストランのほか、当初から一般公開の展望台を上層部に設けた。仙台城跡(青葉山)から見下ろした都市景観の一点として、またJR仙台駅からの眺めの中に、SS30の縦長のシルエットは仙台のスカイラインに深く刻まれている。

政令市のシンボルから都市インフラへ

仙台市は1989年に政令指定都市へと移行した。その記念事業の流れの中で整備されたSS30は、竣工のタイミングが市の転換点と重なる。東北最大都市としての自信を建築に投影するような、時代の気分が込められていた。

延床面積は約7万9000平方メートルに及び、オフィスフロアを中心に構成されながらも、結婚式場や飲食フロアを含む複合用途で多くの市民が利用してきた。2017年にはユナイテッド・アーバン投資法人がビルを取得し、不動産投資信託(REIT)の運用資産として管理が移ったが、建物は引き続き仙台中心部の主要オフィスビルとして機能している。

竣工から30年以上が経った現在も、SS30は仙台都心の縦軸として目立つ存在だ。同時期に竣工した超高層が各地で建て替えや大規模改修を迎える中、この建物がどう更新されていくかは、仙台の都市再生の行方を占うひとつの指標ともなるだろう。

まとめ

SS30は1989年竣工、地上31階・高さ143mの東北初の100m超えビルだ。仙台市の政令市移行という節目と重なって建てられた、東北の地方中枢都市を代表する超高層として今も存在感を持つ。仙台を歩くなら、仙台駅周辺のアーケード商店街や青葉通のケヤキ並木を合わせて散策してみてほしい。東北への旅には楽天トラベルでの宿泊先探しをおすすめする。

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参考・出典

  • SS30 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/SS30
  • SS30(住友生命仙台中央ビル)基本情報 https://skyskysky.net/building-japan/04miyagi/01/005.html

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