東京外環自動車道
都心からおよそ15キロ圏を環状に結ぶ高速道路。計画全体では約85キロにおよぶ首都圏の三環状の一つで、2018年に三郷南〜高谷が開通して東側が全通し、関越・東北・常磐・京葉/東関東の各放射道路を都心を通らずに接続した。西側の東名〜関越間は現在も事業中である。
都心を通らずに東京を回る
東京外環自動車道、通称「外環道」は、都心からおよそ15キロメートル圏をぐるりと環状に結ぶ高速道路だ。首都圏には都心から外へ向かって首都高中央環状線(C2)・外環道・圏央道という三つの環状道路が計画されており、外環道はその中間に位置する。計画全体では約85キロメートルにおよぶ壮大な環である。
この道路の使命は、放射状に東京へ集まってくる各高速道路を、都心を経由せずに横につなぐことにある。地方から来た車が都心の渋滞に巻き込まれずに目的地へ抜けられれば、首都高の負荷は大きく下がる。環状道路は、放射路線だけでは避けられない都心通過を減らす「バイパスの環」として機能する。
2018年、東側が全通した
外環道の大きな節目が2018年(平成30年)6月2日だ。この日、三郷南インターチェンジと高谷ジャンクションのあいだ約15.5キロメートルが開通し、外環道の東側が一本につながった。これにより、東関東自動車道・常磐自動車道・東北自動車道・関越自動車道という四つの放射高速が、都心を通らずに相互に結ばれた。千葉の湾岸部や北関東へ、都心の渋滞を避けて到達できるようになり、所要時間が大きく短縮された。
一方、環の西側にあたる東名高速から関越自動車道までの区間(中央ジャンクション〜大泉ジャンクション)は、大深度地下を使う難工事の区間として現在も事業が続いている。環がすべて閉じるにはなお時間を要するが、東側の全通だけでも首都圏の交通の流れは着実に変わりつつある。
まとめ
東京外環自動車道は、都心から約15キロ圏を回る計画延長約85キロの環状高速道路だ。2018年の三郷南〜高谷開通で東側が全通し、関越・東北・常磐・京葉/東関東の放射道路を都心を経由せずに結んだ。西側の東名〜関越間は今なお事業中で、環が完全に閉じる日を待っている。都心を通らずに東京を大きく回るこの道は、首都圏の渋滞と物流を根底から変えていくインフラである。
関連記事:首都高速中央環状線(C2) / 東京湾アクアライン・海ほたる
周辺エリアのホテルをお探しなら楽天トラベルもご活用ください。
関連リンク
PR※ 以下のリンクには広告(アフィリエイト)が含まれます。リンク先での購入・予約により当サイトが収益を得る場合があります。
参考・出典
- 東京外環自動車道 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/東京外環自動車道
- 東京外かく環状道路 東京都都市整備局 https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/kotsu_butsuryu/doromou/kosoku/gaikaku