オフィスビル

横浜銀行本店ビル

みなとみらい30街区に1993年竣工。三菱地所設計による地上28階・高さ152.5mの地銀本店ビル。横浜ランドマークタワーと同年に生まれた、みなとみらい初期を象徴する一棟。

横浜銀行本店ビル
写真: Aimaimyi / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
横浜市西区
竣工
1993年
階数
地上28階/地下3階
高さ
152.5m
設計
三菱地所

みなとみらいの黎明期に立った地銀の塔

1993年7月、神奈川県横浜市西区みなとみらい。その年、横浜の臨海再開発地区には二つの超高層が産声を上げた。一つは296メートルを誇る横浜ランドマークタワー。もう一つが、地上28階・高さ152.5メートルの横浜銀行本店ビルである。みなとみらい30街区に位置するこのビルは、三菱地所が設計を担い、神奈川県を地盤とする横浜銀行の本店機能を都心の高層棟として結晶させた一棟だ。地下3階・塔屋2階を含む構成で、同年のランドマークタワー竣工と並んでみなとみらいの都市形成を一気に前進させた。

地銀、すなわち地方銀行の本店ビルが超高層を選ぶ事例は珍しくはないが、横浜銀行本店ビルはその中でも際立つ規模と立地を持つ。横浜港を擁する港湾都市の金融機関として、港に向かって開かれたみなとみらいという新都心にその象徴的な本拠を構えた。

地銀本店から見るみなとみらいの30年

1993年のみなとみらいは、いわば産声を上げたばかりの新都市だった。造船所の跡地を埋め立て、業務・商業・文化を集積させようというプロジェクトはこの年に大きな節目を迎え、横浜ランドマークタワーの開業と横浜銀行本店ビルの竣工が、その象徴的な出来事となった。それから30年余り、横浜銀行本店ビルは変わらず30街区に立ちながら、周辺に次々と竣工していく新しいビルたちを見守り続けてきた。後年に竣工した横浜シンフォステージ(2024年)などと並ぶ今日のみなとみらいのスカイラインを眺めると、このビルが時代の起点に位置する一棟であることが改めて感じられる。

まとめ

横浜銀行本店ビルは、1993年7月竣工、地上28階・地下3階・高さ152.5メートルのオフィスビルである。三菱地所の設計によりみなとみらい30街区に建設され、横浜を代表する地方銀行の本店として機能してきた。横浜ランドマークタワーと同じ年に生まれたこのビルは、みなとみらいの原型を作った時代の証人でもある。ぜひ周辺を散策しながら、この一棟が刻んできた年月に思いをはせてほしい。

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参考・出典

  • 横浜銀行本店ビル - Wikipedia(地上28階・地下3階・塔屋2階・高さ152.5m・1993年7月竣工・設計:三菱地所)
  • みなとみらい21公式ウェブサイト(みなとみらい30街区)

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