オフィスビル

KDX横浜みなとみらいタワー

みなとみらい21地区に1994年2月に竣工した地上33階・高さ151.9メートルのオフィスタワー。旧三菱重工横浜ビルとして建てられ、2024年11月にKDX横浜みなとみらいタワーへ改称された。造船業の本拠地から国際ビジネス街へと変貌した横浜の変遷を体現する一棟。

KDX横浜みなとみらいタワー
写真: Aimaimyi / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
横浜市西区
竣工
1994年
階数
地上33階/地下2階
高さ
151.9m
開発
三菱重工業
設計
三菱重工業

造船の街が遺した1994年の超高層

神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目。横浜ランドマークタワーが立ち並ぶ中核地区の一角に、地上33階・高さ151.9メートルのオフィスタワーが立つ。KDX横浜みなとみらいタワーは1994年2月に竣工し、三菱重工業が自社で設計・建設した旧本社ビルだ。施工は大成建設・大林組・鹿島建設・清水建設の共同企業体が担い、当時最先端の全天候屋根付き工法で工事が進められた。

このタワーが建つ場所はかつて三菱重工業横浜造船所の一角であり、船を造る重工業の聖地として横浜の近代化を支えてきた土地だ。跡地整備が進んでみなとみらい21が形成されていくなかで、三菱重工業は自社の本社機能を同地区に移し、新たな横浜の顔としてこのタワーを建てた。

本社から投資ファンドへ

竣工から20年余りが経った2017年3月、三菱重工業はこのビルをヒューリックを経由してケネディクスグループ傘下のファンドへ売却した。本社機能を抱えた象徴的な建物が投資不動産へと転換されたことは、重工業を核とした企業城下町という横浜の伝統的なあり方が変容しつつある様子を映し出している。

2024年11月1日には「三菱重工横浜ビル」から現在の「KDX横浜みなとみらいタワー」へと改称された。名称から三菱の文字が消えた一方で、みなとみらいのスカイラインにおけるこのタワーの存在感は変わらない。ランドマークタワーやクイーンズスクエアとともに、横浜港を背景に並ぶシルエットは、みなとみらいウォーターフロントの定番の眺めとして定着している。

まとめ

KDX横浜みなとみらいタワーは1994年竣工、地上33階・地下2階、高さ151.9メートルのオフィスビルである。造船業の本拠地に自社設計で建てられた旧三菱重工横浜ビルは、名称変更と所有者交代を経て今もみなとみらいのスカイラインを構成している。

みなとみらいを歩く際には、ランドマークタワーの隣に立つこのタワーが製造業の記憶を宿す一棟であることを思い出してほしい。

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参考・出典

  • Wikipedia「KDX横浜みなとみらいタワー」https://ja.wikipedia.org/wiki/KDX横浜みなとみらいタワー
  • CBRE 物件情報 KDX横浜みなとみらいタワー https://www.cbre.co.jp/properties/office/p-114103020027

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