ヒルトン東京
1984年開業、地上38階・高さ130.8mの新宿国際ビルディングに入居する国際ホテル。西新宿副都心のオフィス棟群に隣接して建ち、東京を代表するラグジュアリーホテルの一つとして40年以上の歴史を刻む。

- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 新宿区
- 竣工
- 1984年
- 階数
- 地上38階/地下4階
- 高さ
- 130.8m
- 設計
- 三菱地所
西新宿副都心に生まれた初の国際ホテル
東京都新宿区西新宿六丁目6番2号。新宿中央公園に程近いこの地に、1984年9月1日にヒルトン東京が開業した。建物の正式名称は新宿国際ビルディングといい、地上38階・塔屋2階・地下4階建て、高さ130.8m。設計は三菱地所が手がけた。
1970年代から始まった西新宿副都心の形成は、1971年の京王プラザホテル開業から本格化した。東京都庁第一本庁舎(1991年竣工)を含む超高層オフィス群が次々と建設されるなか、外資系の国際ホテルが本格的に進出したのがヒルトン東京だ。世界基準のサービスを西新宿に持ち込むことで、副都心の「国際ビジネス」という性格をより鮮明にする役割を果たした。
副都心を彩る38階建ての高層棟
三菱地所が設計した建物は、西新宿のオフィスタワー群と調和するカーテンウォール外観が特徴だ。周囲の新宿センタービルや新宿野村ビルと並んで立つシルエットは、西新宿らしい風景の一部を構成している。
ホテルとしては、長年にわたって外資系ブランドの旗艦として機能してきた。客室数は多く、宴会・会議施設も充実しており、ビジネスと観光の両面で東京を訪れる人々を受け入れてきた。ロビーや館内の各施設は時代とともにリニューアルされながらも、西新宿エリア屈指の格を保ち続けている。都庁の展望台を訪れる道すがら、または新宿中央公園の散策路から建物を眺めると、1980年代に形成された副都心の密度と高さが改めて実感できる。
まとめ
1984年竣工、地上38階・高さ130.8mのヒルトン東京は、西新宿副都心の国際化を体現した国際ホテルの先駆けとして40年以上の歴史を刻んできた。三菱地所設計による端正な外観は今も副都心のスカイラインに溶け込み、周辺の超高層群とともに「新宿らしい都市景観」を支える一棟だ。西新宿を歩く際には、超高層オフィスの合間に挟まれたこのホテル棟の存在に改めて目を向けてみてほしい。
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参考・出典
- ヒルトン東京 公式サイト
- 日本建築学会 建物データベース