新宿NSビル
1982年に西新宿に完成した地上30階・高さ133mのオフィスビル。日本生命保険と住友不動産が共同開発し、日建設計が設計した。全フロアを貫く大アトリウムが特徴的。

- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 新宿区
- 竣工
- 1982年
- 階数
- 地上30階/地下3階
- 高さ
- 133m
- 延床面積
- 約166,767㎡
- 開発
- 日本生命保険・住友不動産
- 設計
- 日建設計
西新宿のガラス屋根が招く場所
東京都新宿区西新宿。都市機能が高密度に積み重なるこの一角に、1982年、地上30階・高さ133メートルのオフィスビルが姿を現した。新宿NSビル——「NS」の2文字は、共同開発者である日本生命保険(N)と住友不動産(S)の頭文字に由来する。設計は日建設計が担い、1979年に着工して1982年9月に竣工した。
1970年代に始まった西新宿の超高層開発は、新宿三井ビルディングや新宿住友ビルなど多くのタワーを生んだ。NSビルはその流れを受け継ぐ第二世代として、地下3階・地上30階・延床面積約16万7000平方メートルという規模で街に加わった。外観は整然としたカーテンウォールで覆われているが、この建物が街に与えた最大の個性は内部にある。
全層を貫くアトリウムの実験
ビル内部に一歩踏み込むと、地上から最上部まで吹き抜けが続く全層アトリウムが広がる。ガラス屋根から降り注ぐ自然光が、各階のオフィスや店舗が連なる吹き抜け空間を昼間も明るく照らす。アトリウムの中央にはセイコーが製作した大型時計が据えられており、西新宿を訪れた人を迎えるランドマークとなってきた。
当時の超高層ビルが閉じたコアに機能を詰め込む傾向にあったなか、公共的な広場空間を建物の内部に組み込もうとしたこの試みは、都市における高層建築のあり方を問う設計実験でもあった。竣工から40年以上が経ち、西新宿ではいくつかのビルが建て替えや大規模改修を迎えているが、NSビルのアトリウムは開業当時の空気を今も保っている。
まとめ
新宿NSビルは1982年竣工、地上30階・高さ133メートル、延床面積約16万7000平方メートルのオフィスビルである。日本生命保険と住友不動産が共同で開発し、日建設計が設計したこの建物は、全フロアを貫く大アトリウムという野心的な空間構成を持つ。西新宿の超高層群を歩くとき、外から眺めるだけでなく、ガラス屋根から光が満ちるアトリウムへと足を運んでみてほしい。
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関連リンク
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参考・出典
- 新宿NSビル - Wikipedia(高さはja版133m・en版134mに差異あり。ja版の133mを採用)
- 日建設計ポートフォリオ
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この建物の近くにある建物
直線距離が近い順。そのまま次の一棟へ歩けます。
- 40m新宿住友ビルディング
- 90m住友不動産新宿オークタワー
- 170m新宿三井ビルディング
- 200m東京都庁第一本庁舎
- 210m東京都庁第二本庁舎
- 310m新宿センタービル