プルデンシャルタワー
千代田区永田町に2002年竣工した地上38階・高さ約158mの複合高層ビル。森ビルが開発し大成建設が設計施工を担い、第46回BCS賞(2005年)を受賞。下層にオフィス、上層に賃貸住宅を組み合わせ、国会議事堂に程近い官庁街の一角に民間超高層として立つ。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 千代田区
- 竣工
- 2002年
- 階数
- 地上38階/地下3階
- 高さ
- 158m
- 開発
- 森ビル
- 設計
- 大成建設
官庁街の一角に立つ民間の超高層
永田町、と聞けば多くの人が国会議事堂や首相官邸を思い浮かべるだろう。その永田町二丁目の一画に、2002年に竣工した地上38階・地下3階・高さ約158メートルの高層ビルがある。プルデンシャルタワーだ。大成建設が設計・施工を担い、森ビルが開発した複合施設で、2005年に第46回BCS賞を受賞した実績を持つ。最寄りの赤坂見附駅から徒歩約1分という好立地にある。
ビルは用途を垂直に組み合わせた構成をとっている。1〜2階は商業テナント、3〜24階はオフィスフロア、26階以上には賃貸マンション(プルデンシャルタワーレジデンス)が入る。国会議事堂や首相官邸が並ぶ一帯にありながら、こうした住宅・オフィス・商業が積み重なった複合ビルが根を張っているという事実は、官庁街という一般的なイメージだけでは語れない千代田区永田町の実態を映し出している。
外資系保険会社の名を冠した永田町の複合ビル
ビルの名称「プルデンシャル」は、建物にオフィスを構えるプルデンシャル生命保険に由来する。米国プルデンシャル・ファイナンシャルの日本法人で、対面販売を重視する生命保険のスタイルで知られる会社だ。外資系企業の名を冠した超高層が永田町に建つという組み合わせは、丸の内・大手町から続く千代田区の業務集積の広がりを示すかのようだ。
永田町の坂道を登れば、国会議事堂や各官公庁の建物が点在する中に、民間の複合超高層が並び建っている。BCS賞を受賞した外観は、余計な装飾を排したシンプルな構成の中に落ち着いた佇まいがある。政策立案の中枢地区にこうした民間施設が根を張る姿は、戦後日本の都市開発が官・民の双方によって千代田区を段階的に更新してきた歴史の積み重ねを感じさせる。東京のビルを歩いて回るなら、官庁と民間が入り混じるこの一帯は見逃しがたい。
まとめ
プルデンシャルタワーは2002年竣工、地上38階・地下3階・高さ約158mの複合高層ビルだ。大成建設が設計施工を担い、森ビルが開発した施設として、2005年に第46回BCS賞を受賞した。永田町という官庁街の中に立ち、外資系保険会社の名を冠するこの建物は、千代田区の都市の多層性を静かに体現している。赤坂見附や溜池山王から坂を登る際に、立ち止まってその全容を眺めてみたい。
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参考・出典
- プルデンシャルタワー Wikipedia・超高層ビル部(skyscraperclub.com)より竣工2002年・地上38階・地下3階・高さ158.35m・東京都千代田区永田町2-13-10を確認
- オフィスター・OFFICE&等の複数オフィス情報サイトより開発:森ビル・設計施工:大成建設・下層オフィス・上層住宅の構成・赤坂見附駅徒歩約1分を確認
- Re-urbanization記事よりBCS賞第46回(2005年)受賞を確認