ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町
千代田区紀尾井町に2016年5月竣工した紀尾井タワー(地上36階・高さ約177m)の上層部に入居するラグジュアリーホテル。旧グランドプリンスホテル赤坂(赤プリ)跡地に建ち、1930年築の旧李王家東京邸を継承した「赤坂プリンス クラシックハウス」と共存する。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 千代田区
- 竣工
- 2016年
- 階数
- 地上36階/地下2階
- 高さ
- 177m
- 開発
- 西武プロパティーズ
- 設計
- KPF・日建設計
紀尾井町の高台に佇むラグジュアリーホテル
千代田区紀尾井町の緑豊かな丘の上に、2016年5月に竣工した「紀尾井タワー」がある。地上36階・地下2階、高さ約177メートル。KPF(デザインアーキテクト)と日建設計(エグゼクティブアーキテクト)が設計を担い、西武プロパティーズが開発を主導した施設だ。
その上層フロアに入居するのが、ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町だ。マリオット・インターナショナルが展開するラグジュアリーコレクション・ブランドとして250室の客室を備え、2016年7月のグランドオープン以来、都心を代表するラグジュアリーホテルのひとつとして知られる。高層部からは千代田区・港区にまたがるシティパノラマを望め、永田町・赤坂の官庁や外交機関が集まる一帯でありながら、紀尾井という地名が示す静けさが高台に漂う独特の環境だ。タワーの低中層部には商業施設とオフィスが入り、隣棟の全室賃貸マンション「紀尾井レジデンス」と合わせて、官民の機能が入り交じる複合街区を形成している。
赤プリの記憶と跡地の転生
この場所にはかつて、「赤プリ」の愛称で親しまれたグランドプリンスホテル赤坂が立っていた。数十年にわたり多くの人が集った東京を代表するホテルのひとつで、2011年の閉館に際して惜しむ声が多く上がったことは、この地が持つ固有の存在感を物語っている。
再開発にあたっては、歴史的建造物の継承にも配慮がなされた。旧グランドプリンスホテル赤坂旧館として使われていた建物は、1930年に建てられた旧李王家東京邸を前身とする東京都指定有形文化財だ。解体されることなく「赤坂プリンス クラシックハウス」として敷地内に移設・保存され、現在も紀尾井タワーと同一敷地上に共存している。紀尾井という地名が紀伊徳川家・尾張徳川家・彦根井伊家の三家に由来するように、この丘には江戸期から積み重なってきた複層的な来歴がある。現在の東京ガーデンテラス紀尾井町は、その歴史の厚みを受け継ぎながら更新された街区だ。
まとめ
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町は、2016年5月竣工の紀尾井タワー(地上36階・地下2階・高さ約177m)の上層部に位置するラグジュアリーホテルだ。西武プロパティーズが開発した東京ガーデンテラス紀尾井町の中核施設として、1930年築の旧李王家東京邸を継承した「赤坂プリンス クラシックハウス」と同じ敷地に立つ。千鳥ヶ淵や赤坂の坂道を歩くついでに、この丘の上から都心と歴史の交点を確かめてみたい一角だ。
関連記事:東京ガーデンテラス紀尾井町 / プルデンシャルタワー
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参考・出典
- 東京ガーデンテラス紀尾井町 Wikipedia・鹿島建設実績集より竣工2016年5月・地上36階・地下2階・高さ177.65m・設計KPF(デザイン)/日建設計(実施設計)・施工鹿島建設等JV・開発西武プロパティーズを確認
- 共同通信プレスリリース(2015-04)よりホテル客室数250室・マリオット傘下ラグジュアリーコレクションブランドを確認
- ファッションプレス記事・鹿島建設資料より旧李王家東京邸1930年建設・東京都指定有形文化財を確認
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- 10m 東京ガーデンテラス紀尾井町
- 1.3km 霞が関ビルディング
- 1.4km アーク森ビル
- 1.4km パークコート赤坂檜町ザ タワー
- 1.5km ザ・パークハウス グラン 千鳥ヶ淵
- 1.6km 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー