大手町フィナンシャルシティグランキューブ
千代田区大手町に2016年竣工した地上31階・高さ約168mのオフィス複合ビル。大手町連鎖型再開発第3次事業として三菱地所が主導し、同時期に星のや東京が開業。都心の超高層に「塔の日本旅館」が同居する異例の組み合わせで知られる。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 千代田区
- 竣工
- 2016年
- 階数
- 地上31階/地下4階
- 高さ
- 168m
- 延床面積
- 約193,800㎡
- 開発
- 三菱地所
- 設計
- 三菱地所設計、NTTファシリティーズ
大手町に現れた異形の組み合わせ
大手町連鎖型都市再生プロジェクトの第3次事業として三菱地所が主導した大手町フィナンシャルシティグランキューブは、2016年4月に千代田区大手町に竣工した。地上31階・地下4階・高さ約168メートルの超高層オフィス棟を核とするが、このビルの最大の特徴は同時期に開業したホテル棟「星のや東京」との共存にある。設計は三菱地所設計とNTTファシリティーズが担当し、施工は戸田建設が手がけた。延床面積は約193,800平方メートルに達する。
星のや東京は2016年7月に開業した高層旅館だ。「塔の日本旅館」というコンセプトを掲げ、ビジネスホテルでも外資系ラグジュアリーホテルでもない、都市型旅館の体験を高層階に構成している。最上階には大手町温泉の露天風呂を設けており、東京の都心にいながら温泉にアクセスできる仕組みを持つ。金融機能が集積するオフィス街のど真ん中に、古典的な旅館体験を超高層で実現するという対比は、都市開発の文脈では異質な存在感を放つ。
連鎖型再開発の完成と旧新公庫ビル跡地
グランキューブが建つ敷地はかつて日本政策投資銀行(旧日本開発銀行・旧北海道東北開発公庫の系譜)関連の施設跡地だ。大手町連鎖型再開発は、第1次(2009年・日本経済新聞社東京本社ビルほか)、第2次(2012年・フィナンシャルシティ ノース・サウスタワー)と積み重ね、このグランキューブの竣工をもって主要な街区が出揃った。フィナンシャルシティの東側に位置し、大手町から竹橋にかけての一帯が連続した超高層の街区として整備された形になる。
まとめ
大手町フィナンシャルシティグランキューブは2016年竣工、地上31階・高さ約168メートル。三菱地所の大手町連鎖型再開発第3次事業として完成し、超高層オフィス棟に日本旅館「星のや東京」が同居するユニークなプログラムが特徴だ。大手町・丸の内エリアには多彩なホテルが揃い、このビルを外から眺めながら周辺の超高層街区を歩くのに適した宿泊拠点を見つけやすい。
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参考・出典
- Wikipedia「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」(ja.wikipedia.org/wiki/大手町フィナンシャルシティグランキューブ)
- skyskysky.net「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」(skyskysky.net/construction/201614.html)