オフィスビル

新宿フロントタワー

2011年竣工の地上34階建てオフィスタワー。西新宿駅と中野坂上駅のほぼ中間に位置し、大型フロアを擁する大規模オフィスビルとして北新宿エリアの業務集積を支える。

新宿フロントタワー
写真: User:Kentin / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
新宿区
竣工
2011年
階数
地上34階

副都心の「外縁」に立つオフィスタワー

新宿区北新宿2-21-1。都営大江戸線の西新宿駅から徒歩4分、東京メトロ丸ノ内線の中野坂上駅から徒歩8分という位置に、2011年竣工の地上34階建てオフィスタワー「新宿フロントタワー」が立つ。都庁通りを中心とする西新宿超高層ビル群の「主軸」からは少し北西に外れた立地だ。エレベーター18基を備え、基準階が約511坪(約1,690平方メートル)という大型フロアを持つこのビルは、まとまった規模のオフィス需要に応えてきた。周囲には区立公園や集合住宅が混在しており、高層ビルが立ち並ぶ西新宿中心部とは少し異なる、落ち着いた住商混在の空気感がある。東向きのファサードからは、天気のよい日に新宿副都心の超高層群がひと塊に望める。

副都心と住宅地のあいだで育つ業務地区

西新宿の超高層ビル群が整備されたのは、1965年の淀橋浄水場廃止を機に始まった大規模開発の流れのなかのことだ。1970年代から80年代にかけて、金融・商社・行政のオフィスが都庁通り沿いに集積し、東京の代表的な業務地区が形成された。東京都庁の移転(1991年)はその象徴だ。その後、業務用地の需要は少しずつ周辺へと広がり、副都心と中野区のあいだに位置する北新宿にも再開発の波が訪れた。新宿フロントタワーは2011年の竣工で、こうした「副都心の延長線」とも言える北新宿における大型オフィス供給の一例だ。西新宿駅と中野坂上駅という2系統の鉄道にアクセスできる立地は、どちらの路線の利用者にとっても便利な中間地点として機能している。

まとめ

新宿フロントタワーは2011年竣工、地上34階建て。西新宿の中心部から少し離れた北新宿に位置し、大型フロアと複数路線へのアクセスを活かしたオフィスビルとして、副都心周辺の業務集積を静かに支えている。西新宿の超高層街を歩くなら、主軸の都庁通りだけでなく、北新宿方向へも少し足を延ばしてみてほしい。副都心の「主役」とは少し違う、穏やかな景色と出会える。

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参考・出典

  • officee.jp 物件情報(竣工2011年5月・所在地 新宿区北新宿2-21-1・地上34階・基準階約511坪・EV18基)

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