ザ・コスギタワー
武蔵小杉に2008年竣工した地上49階・高さ160mの住宅タワー。総戸数689戸、デザイン監修は光井純。工場街からタワマン街へと変わった中原区の先駆け的存在。
- 用途
- マンション
- エリア
- 川崎市中原区
- 竣工
- 2008年
- 階数
- 地上49階/地下2階
- 高さ
- 160m
- 設計
- 大成建設
工場街に芽吹いたタワーの先駆け
川崎市中原区、武蔵小杉。この地名が「タワーマンション街」として全国に知られるようになる以前、その端緒を開いた一棟がある。2008年5月に竣工したザ・コスギタワーである。地上49階・地下2階建て、高さ160メートル、総戸数689戸。鉄筋コンクリート造のこの住宅タワーは、大成建設が手がけ、デザイン監修には建築家・光井純が加わった。
武蔵小杉はかつて多くの工場が立ち並ぶ産業の街だった。1990年代以降に工場が移転・縮小していくにつれて、広大な更地が住宅開発のターゲットとなっていった。その動きの中でもザ・コスギタワーは先駆けといえる存在で、竣工当時の160メートルという高さは武蔵小杉でも有数の規模を誇っていた。
多摩川沿いの街が変わっていく目撃者
2008年当時の武蔵小杉駅周辺を想像すると、まだ超高層群が立ち並ぶ景観にはなっていなかった。このタワーが姿を現した頃、近隣にはいくつかのタワー計画が進行中であり、その後パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー(59階)など、さらに高い住宅棟が次々と竣工する流れへとつながっていく。ザ・コスギタワーはいわば武蔵小杉の高層化史を語るうえで欠かせない初期の章を担っている。光井純によるデザイン監修は、単なる量的な開発ではなく、建築としての質を意識した姿勢を感じさせる。
まとめ
ザ・コスギタワーは、2008年5月竣工、地上49階・地下2階・高さ160メートル、総戸数689戸の住宅タワーである。大成建設が施工し、光井純がデザイン監修を担ったこの棟は、川崎市中原区・武蔵小杉の街が工場跡地から高層住宅街へと変わっていく過程を体現する先駆け的存在だ。多摩川に近いこの場所から、今も武蔵小杉の変貌を見守り続けている。
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関連リンク
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参考・出典
- ザ・コスギタワー - Wikipedia(地上49階・地下2階・高さ160m・2008年5月竣工・大成建設・デザイン監修:光井純・総戸数689戸)
- skyskysky.net 日本の超高層ビル データベース