マンション

パークシティ武蔵小杉 ミッドスカイタワー

竣工当時、国内のタワーマンションとして最高層を誇った59階建て超高層住宅棟。2009年4月に竣工し、川崎市中原区の武蔵小杉に立つ高さ203.5メートルのランドマーク。竹中工務店が設計・施工した。

用途
マンション
エリア
川崎市中原区
竣工
2009年
階数
地上59階/地下3階
高さ
203.5m
開発
三井不動産レジデンシャル
設計
竹中工務店

武蔵小杉の空に打ち立てられた59階

神奈川県川崎市中原区新丸子東3丁目。東急東横線・目黒線とJR南武線が交差する武蔵小杉駅から徒歩2分ほどの場所に、「パークシティ武蔵小杉 ミッドスカイタワー」は立っている。2009年4月竣工、地上59階・地下3階、高さ203.5メートル。竹中工務店が設計・施工を一貫して担い、三井不動産レジデンシャルが事業主として開発を主導した大規模住宅棟だ。総戸数は794戸にのぼる。

竣工当時、59階という高さは国内のタワーマンションとして最高層を誇った。それまで工場や産業用地が広がっていた武蔵小杉の一角に、高さ203.5メートルのタワーが立ち上がる光景は、川崎中原という街の自己イメージを一新するものだった。多摩川に程近いこの土地は、それまで住宅地と工業地が混在する、どこか過渡期の空気を纏った街区だった。その空気を大きく塗り替えたのが、この超高層住宅棟の竣工だったといえる。

小杉駅南部地区の再開発という文脈

パークシティ武蔵小杉 ミッドスカイタワーが生まれた背景には、2000年代から本格化した「小杉駅南部地区」の市街地再開発事業がある。武蔵小杉駅周辺に残っていた大規模な工場跡地や産業用地を対象に、複数の再開発組合が立ち上がり、超高層住宅棟を軸とした複合街区の整備が進められた。ミッドスカイタワーはそのなかの「D地区」に相当する棟で、総合設計制度を活用して飛び抜けた高さが実現した。

この再開発が川崎市中原区に及ぼした影響は大きい。ミッドスカイタワーの竣工後も周辺への超高層棟の建設は続き、武蔵小杉はその後10年余りにわたって「タワマンが集積する街」として広く知られるようになった。しかし59階・203.5メートルというスペックは、その後も川崎市内で際立つ水準を維持しており、武蔵小杉駅のホームから見上げるスカイラインのなかで、ミッドスカイタワーは今も群を抜いた存在感を放っている。

まとめ

パークシティ武蔵小杉 ミッドスカイタワーは、2009年4月竣工・地上59階・高さ203.5メートルの超高層住宅棟だ。竹中工務店の設計・施工のもと、小杉駅南部地区D地区再開発の中核として川崎中原の空に高くそびえ、竣工当時は国内タワーマンション最高層の記録を持った。

武蔵小杉を訪ねたなら、駅前の変貌ぶりとこの59階の塔の関係を確かめてみてほしい。工場と住宅街が混在していた土地に、日本最高層のタワーが打ち立てられた——その一点が、2000年代の都市再開発のダイナミズムを今も物語っている。

関連記事:パークシティ大崎ドゥ・トゥール(DEUX TOURS)

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参考・出典

  • All About「国内最高59階建てタワーが武蔵小杉に完成!」(地上59階・竣工時国内最高層)
  • 三井不動産グループ 31mansion.com(総戸数794戸・事業主:三井不動産レジデンシャル)
  • 各種不動産ポータル複数(竣工2009年4月・高さ203.5m・地上59階地下3階・川崎市中原区新丸子東3丁目・設計施工:竹中工務店)

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