TODA BUILDING
2024年9月竣工の戸田建設新本社ビル。地上28階・高さ約165メートル、コアウォール免震構造を採用し、低層部に美術館・ギャラリー・集会場を配した京橋の新たな顔。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 中央区
- 竣工
- 2024年
- 階数
- 地上28階/地下3階
- 高さ
- 165m
- 延床面積
- 約94,779㎡
- 開発
- 戸田建設
- 設計
- 戸田建設
ゼネコンが自社ビルで試みること
東京都中央区京橋一丁目。2024年9月30日、地上28階・地下3階、高さ約165メートルのオフィスタワーが竣工した。TODA BUILDINGは、準大手ゼネコンの戸田建設が設計・施工の両方を自ら手がけた自社新本社ビルだ。延床面積94,779平方メートルという規模の建物を、建設会社が「自分たちの技術の到達点を示す場」として仕上げたプロジェクトとして注目を集めている。
構造面での特徴はコアウォール免震構造の採用だ。建物の中央部に設けた耐力壁(コアウォール)に免震機能を組み込むことで、国内最高水準とされる耐震性能を実現している。東日本大震災以降、高層建築における制震・免震技術の進化は著しいが、TODA BUILDINGはその最前線の構造形式を自社ビルで実践し、竣工後の技術的な発信拠点としても機能している。
アートと街に開かれた低層部
TODA BUILDINGが単なる本社ビルと一線を画すのは、低層部の構成にある。1階から6階にかけてはアートギャラリー・展示場・集会場・店舗・飲食施設が入り、建物が街に向かって開かれた空間として設計されている。ビル名が企業名をそのまま冠した「戸田建設ビル」ではなく「TODA BUILDING」とシンプルに整理されているのも、企業の看板よりも街との関係性を前面に出す意図の表れとも読める。
京橋という立地は、東京駅・銀座・日本橋の三方に囲まれた文化・商業の集積地だ。近年はギャラリーや文化機能が集まる「アートシティ京橋」構想のもとで再評価が進み、周辺には複数のギャラリースペースが点在する。TODA BUILDINGのアート施設は、竣工後ほどなく周辺の文化スポットをつなぐルートの一部として定着しつつある。建設会社の本社が、街のアート拠点として認識されるようになった例は珍しく、企業と街の関係を問い直す試みとして評価できる。
まとめ
TODA BUILDINGは2024年9月竣工、東京都中央区京橋一丁目に立つ地上28階・高さ約165メートルのオフィスビルだ。設計・施工ともに戸田建設が担い、コアウォール免震構造と文化開放型の低層部を組み合わせた自社本社ビルとして完成した。ゼネコンが自社の技術とアートの両方を街に示したこの場所を訪れ、京橋の変貌の一端を歩いて感じてみてほしい。
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参考・出典
- 日本語Wikipedia「TODA BUILDING」(2026年8月参照)竣工2024年9月30日・地下3階地上28階塔屋1階・高さ約165m・延床94,779.32m²・設計戸田建設・施工戸田建設・所在地東京都中央区京橋一丁目7-1・用途オフィス・集会場・美術館・展示場・店舗・飲食店・駐車場
- 戸田建設株式会社 公式サイト(toda.co.jp)