鉄道

相鉄・東急新横浜線

2023年3月18日、東急新横浜線(日吉〜新横浜 5.8km・3駅)と相鉄新横浜線(西谷〜新横浜 6.3km・3駅)が同時開業。新横浜駅を結節点として7社局14路線・約250kmの広域直通ネットワークが完成した。

1985年の構想が38年後に地下で完成した

2023年3月18日、横浜市を縦断する地下路線が2本、同時に開業した。東急電鉄の東急新横浜線(日吉〜新横浜、5.8キロメートル・3駅)と、相模鉄道の相鉄新横浜線(西谷〜新横浜、6.3キロメートル・3駅)である。新横浜駅を接続点として、横浜市西部の相鉄エリアから渋谷・目黒・大手町・永田町、さらには埼玉方面まで乗り換えなしで移動できる直通ルートが誕生した。

この路線の構想は1985年(昭和60年)の運輸政策審議会答申(第7号)にさかのぼる。「神奈川東部方面線」として初めて位置づけられ、2000年の第18号答申で現在の計画に近い形が示された。工事施行認可は2012年で、全線地下で掘り進める工事が本格化した。計画の初出から開業まで約38年。横浜を縦貫する地下の新軸はそれだけの時間をかけて実現した。

7社局14路線を束ねた「上下分離」の仕組み

整備を担ったのは独立行政法人・鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)で、施設を建設・保有したうえで東急・相鉄に線路を貸す「上下分離方式」が採用された。2004年施行の都市鉄道等利便増進法に基づく枠組みで、巨額の建設費を長期にわたる線路使用料で回収していく。

2路線の開業により形成された直通ネットワークは7社局14路線、総延長約250キロメートルに及ぶ。相鉄本線・いずみ野線から相鉄新横浜線・東急新横浜線を経由し、東急目黒線を通じて都営三田線・東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道方面へ。東急東横線ルートでは東京メトロ副都心線を通じて東武東上線・西武線方面にも直通する。横浜市西部から都心へ、複数回の乗り換えが一本の電車に変わったインパクトは大きい。

まとめ

東急新横浜線(5.8km・3駅)と相鉄新横浜線(6.3km・3駅)は2023年3月18日の同時開業。新横浜駅を結節点として7社局14路線が直通し、横浜西部〜都心〜埼玉を一本でつなぐ広域ネットワークが完成した。新横浜駅のホームに立てば、海老名方面の相鉄車と和光市方面の東武車が同じ番線を出入りする光景に出会える。1985年に描かれた構想が地下に結実した姿を、ホームで確かめてほしい。

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参考・出典

  • 相鉄新横浜線 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E9%89%84%E6%96%B0%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E7%B7%9A
  • 東急新横浜線 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%80%A5%E6%96%B0%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E7%B7%9A
  • 神奈川東部方面線 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E6%9D%B1%E9%83%A8%E6%96%B9%E9%9D%A2%E7%B7%9A
  • 相鉄・東急直通線 3月18日開業 JRTT 鉄道・運輸機構 https://www.jrtt.go.jp/project/working-report/kanagawa-east/no80/
  • 2023年3月18日開業に伴い形成される広域鉄道ネットワーク 東京都交通局 https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/subway/2022/sub_p_2022121610731_h.html

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