東京メトロ丸ノ内線
1954年開業、銀座線に次いで東京で2番目に開通した地下鉄。池袋から東京・新宿を経て荻窪へ至る本線と、中野坂上から方南町への分岐線で構成され、全長は約27キロメートル・28駅。赤い車体と、地上に顔を出す区間で知られる。
東京で2番目の地下鉄
丸ノ内線は1954年(昭和29年)1月20日、池袋駅と御茶ノ水駅のあいだで開業した。1927年に開通した銀座線に次ぐ、東京で2番目の地下鉄である。戦後復興のただなかに着工され、都心の地下を掘り進む工事は、焼け跡から立ち上がる東京の都市改造の象徴でもあった。以後、御茶ノ水から東京・銀座・新宿を経て、1962年に荻窪まで全通した。
現在の丸ノ内線は、池袋と荻窪を結ぶ本線に、中野坂上から方南町へ分かれる分岐線を加えた構成で、全長は約27キロメートル、駅数は28にのぼる。赤い車体(スカーレット)に白い帯、そして丸みを帯びた車両は、東京の地下鉄のなかでもひときわ識別しやすい。
地上に顔を出す地下鉄
丸ノ内線は「地下鉄なのに地上を走る」瞬間があることで知られる。御茶ノ水駅の近くでは神田川を渡るために一度地上へ顔を出し、後楽園駅付近でも高架を走る。都心の起伏に富んだ地形を、深く潜らずに巧みに縫うように敷設されたためだ。第三軌条(サードレール)方式で集電するため架線がなく、地上区間でも空がすっきりと開けて見える。
路線は東京駅・大手町・銀座・新宿という都心の中枢を数珠つなぎにし、通勤・買い物・乗り換えの膨大な需要を支える。池袋から荻窪へと大きく弧を描くその線形は、山手線の内側を斜めに横断し、放射状に延びる他路線を結ぶ役割を担っている。
まとめ
東京メトロ丸ノ内線は1954年の開業以来、銀座線に続く東京第2の地下鉄として都心の移動を支えてきた。全長約27キロメートル・28駅の路線は、赤い車体と、御茶ノ水や後楽園で地上に顔を出す独特の風景で親しまれている。神田川を渡る一瞬の地上区間から車窓を眺めれば、地下と地上を行き来しながら都心を貫くこの路線の個性が伝わってくる。
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参考・出典
- 東京メトロ丸ノ内線 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/東京メトロ丸ノ内線
- 丸ノ内線の歴史 メトロアーカイブアルバム https://metroarchive.jp/content/marunouchi.html/