ブリリアタワー池袋
池袋駅至近に立つ地上49階・高さ189mの超高層複合タワー。豊島区役所と分譲住宅432戸が一棟に収まり、日本初の庁舎・住宅一体型超高層として2015年に竣工した。
- 用途
- マンション
- エリア
- 豊島区
- 竣工
- 2015年
- 階数
- 地上49階/地下3階
- 高さ
- 189m
- 開発
- 東京建物・首都圏不燃建築公社
- 設計
- 日本設計(デザイン監修:隈研吾建築都市設計事務所)
庁舎と住宅が一棟に融合した池袋の超高層
東京都豊島区南池袋。池袋駅東口から歩いてすぐ、かつて密集市街地が広がっていたエリアに、2015年3月、ひとつのタワーが姿を現した。ブリリアタワー池袋——地上49階・地下3階・高さ189メートルの超高層複合タワーで、「としまエコミューゼタウン」という愛称をもつこの建物は、豊島区役所(3〜9階)と分譲住宅432戸(11〜49階)を一棟に収めた、日本初の庁舎・住宅一体型超高層として知られる。
設計は日本設計が担い、外観デザインの監修を隈研吾建築都市設計事務所が担当した。売主は東京建物と首都圏不燃建築公社、施工は大成建設が行っている。外観は白いフレームとガラスを組み合わせた落ち着いた構成で、池袋の商業的な喧噪の中にあっても存在感のある佇まいを見せる。
区役所移転が生んだ官民複合の実験
豊島区役所はもともと池袋駅西口側の旧庁舎を使用していたが、建物の老朽化と南池袋二丁目地区の再開発計画が重なった。区役所機能を超高層の低層部に組み込むという前例のない手法は、民間の事業採算と行政施設の更新を同時に実現する試みだった。豊島区役所は2015年5月に業務を開始し、3〜9階に窓口や執務室が集まる。
視点を変えれば、区民は区役所へ行くたびにこの49階建ての建物に入ることになる。低層フロアに区役所を、中高層に住宅をという垂直的な混在は、都市の土地を立体的に使うための選択肢を提示したとも言える。南池袋二丁目A地区市街地再開発組合という地権者組合が事業主体となり、公共と民間の両者が利益を共有する仕組みが成り立っている。
まとめ
ブリリアタワー池袋は2015年竣工、地上49階・高さ189メートルの超高層複合タワーだ。豊島区役所と432戸の分譲住宅が一棟に同居するこの形式は、市街地再開発に新しい選択肢を示した。池袋駅から歩き、タワーを見上げると、行政と居住が同じ垂直軸上に積み上がっている事実の不思議さと合理性が同時に伝わってくる。
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参考・出典
- としまエコミューゼタウン - Wikipedia(竣工2015年・地上49階・地下3階・高さ189m・総戸数432戸・設計:日本設計・デザイン監修:隈研吾建築都市設計事務所・施工:大成建設)
- 東京建物プレスリリース 2015年3月2日(竣工・事業概要)
- 日本設計公式サイト プロジェクト紹介「としまエコミューゼタウン」