羽田イノベーションシティ
羽田空港に隣接する次世代産業拠点。2020年開業、延床面積13万㎡超。航空と先端技術の交差点として国際競争力を高める産学官連携の複合施設。鹿島建設・大和ハウス工業をはじめ9社が出資する羽田みらい開発が手がけた。

- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 大田区
- 竣工
- 2020年
- 延床面積
- 約130,233㎡
- 開発
- 羽田みらい開発
- 設計
- 鹿島建設・大和ハウス工業
空と陸をつなぐ、羽田の産業革新拠点
東京国際空港(羽田空港)のそば、天空橋駅と整備場駅にほど近い一画に、2020年に新しい複合施設が誕生した。「羽田イノベーションシティ」(HANEDA INNOVATION CITY、通称HICity)は、延床面積13万㎡超の規模を持つ産業交流の場だ。先行開業は2020年7月3日、同年9月18日には本格稼働した。
開発を担ったのは「羽田みらい開発株式会社」。鹿島建設、大和ハウス工業、京浜急行電鉄、日本空港ビルデングをはじめとする9社が出資して設立した特別目的会社だ。空港という国際玄関口に隣接するという立地を最大限に活かし、航空関連の産業から先端医療・ロボット・ITまで幅広い分野の企業・研究機関を集積させることが狙いだった。
産学官が交差するスマートシティの試み
羽田イノベーションシティの特徴は、単なるオフィスビルの集積ではなく、産業創出と都市実証の場として設計されている点にある。施設内にはラボ・オフィス・スタジオのほか、医療・ロボティクス・AIなどの研究開発機能も組み込まれた。空港との地理的近接性は、外国人研究者や海外企業との連携をスムーズにする環境的優位として機能する。
施設はZone AとZone Bに分かれており、それぞれが異なる機能を担う。Zone Aは研究開発や実証実験に特化した施設群、Zone Bは交流・滞在・商業機能を包含する6階建てのゾーンだ。延床面積130,233㎡という規模が示す通り、ひとつの街区に匹敵する複合性が詰め込まれている。鹿島建設と大和ハウス工業が設計・施工を担い、インフラ面でもスマートシティを意識した仕組みが随所に盛り込まれた。
まとめ
羽田イノベーションシティは2020年開業、延床面積13万㎡超。羽田空港に隣接する国際的な産業創出拠点として、航空・医療・ロボット・IT分野の企業や研究機関を受け入れてきた。天空橋駅から徒歩圏内というアクセスの良さも手伝い、日本の産業競争力を担う新世代の複合施設として存在感を放っている。羽田エリアを訪れる機会があれば、空港ターミナルだけでなく、その隣に広がる革新の街並みにも足を運んでみてほしい。
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参考・出典
- 羽田みらい開発株式会社 公開情報
- HANEDA INNOVATION CITY 公式サイト情報(2020年7月・9月開業報道より)