オフィスビル

Dタワー西新宿

西新宿エリアに2020年4月竣工した地上29階・高さ約132mの複合タワー。大和ハウス工業が開発し、オフィス・サービスアパートメント・商業施設・保育所が一棟に集まる職住一体型の建物。

用途
オフィスビル
エリア
新宿区
竣工
2020年
階数
地上29階/地下2階
高さ
132m
延床面積
約39,461㎡
開発
大和ハウス工業

青梅街道の角地に立つ複合タワー

西新宿の南西端、青梅街道と公園通りが交わる角地に2020年4月、地上29階・高さ約132mの複合ビルが竣工した。Dタワー西新宿は大和ハウス工業が開発した多用途施設で、延床面積は約39,461㎡。オフィス・中長期滞在向けサービスアパートメント・商業施設・保育所を一棟に凝縮した構成は、都心ならではの「職住近接」の形を体現している。

新宿駅から西へ延びる高層ビル群の一角を担いながら、このビルが際立つのは多様な機能の共存だ。サービスアパートメントは126戸を数え、外国人を含む中長期滞在者を受け入れることを想定し、システムキッチンや家具・家電一式が全室に備わる。オフィス部分は基準階約307坪の大型フロアで構成され、最大30テナントに対応し、免震システムと非常用発電機を備えて事業継続性にも配慮する。1階から3階には商業施設が展開し、付設する保育所は働く世代を支える都市インフラの役割を担う。単一機能の超高層ビルとは一線を画し、ひとつの建物が街区を凝縮したような設計思想が随所から読み取れる。

西新宿の多様性を受け止める

副都心計画以来、超高層ビルが連なる西新宿のスカイラインに、Dタワーは29階建てというやや控えめな高さで加わった。鱗を連ねるような超高層群の中にあって派手さより実用性を重んじた設計は、近隣の公園や商店街との親和性を意識したものでもある。竣工後の2023年にはリニューアルが実施されており、テナント企業の変化に柔軟に対応する姿勢が続いている。新宿駅西口から歩いてほど近い街角で、このビルは日常と都市機能が交差する場として静かに存在感を放っている。

まとめ

2020年4月に竣工したDタワー西新宿は、地上29階・高さ約132mの規模に、オフィス・サービスアパートメント・商業施設・保育所という多様な機能を一棟に収めた複合タワーである。大和ハウス工業の開発は、西新宿という国際的なビジネス地区に「職住一体」の新しい都市生活モデルを示している。青梅街道沿いを歩くとき、控えめなファサードの内側に詰まった機能密度こそがこのビルの本質だと気づくだろう。

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参考・出典

  • 大和ハウス工業プレスリリース(2017年7月:Dタワー西新宿着工、複合施設概要)
  • officee.jp(竣工2020年4月・地上29階・延床面積39,461㎡・高さ約132m)

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