東急歌舞伎町タワー
2023年1月竣工、地上48階・高さ約225mの超高層複合施設。ライブホール・劇場・映画館・2つのホテルを垂直に積み上げたオフィスレスの設計が、歌舞伎町という街の性格を体現する。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 新宿区
- 竣工
- 2023年
- 階数
- 地上48階/地下5階
- 高さ
- 225m
- 延床面積
- 約87,400㎡
- 開発
- 東急株式会社・東急レクリエーション
- 設計
- 久米設計・東急設計コンサルタントJV(外装デザイン: 永山祐子建築設計)
歌舞伎町の空へ、エンタメを垂直に積み上げる
新宿区歌舞伎町一丁目に、2023年1月竣工・同年4月開業の超高層複合施設が姿を現した。地上48階・地下5階、高さ約225メートル——東急歌舞伎町タワーは、この規模でありながらオフィス床を一切持たない、国内では異例の構成を採る。設計は久米設計と東急設計コンサルタントによるJVが担い、外装デザインは建築家・永山祐子が手がけた。表面を覆うガラスルーバーが夜の歌舞伎町の光を受けて輝き、通りを歩く人の視線をそのまま空へと引き上げる。
低層部から中層部にかけてはエンタメ施設が積み重なる。ライブホール「Zepp Shinjuku」、劇場「THEATER MILANO-Za」、映画館「109シネマズプレミアム新宿」がそれぞれのフロアを占め、飲食・商業と合わさって街の夜の密度をそのままビルの断面に映し取った構成だ。延床面積は約87,400平方メートル。敷地面積が約4,600平方メートルと限られた中で、容積を上へ解放することで成立した。
2つのホテルが一棟に同居する
上層部には性格の異なるホテル2棟が垂直に重なる。18〜38階には「HOTEL GROOVE SHINJUKU」がエンターテインメントホテルとして入り、その上の39〜47階には「BELLUSTAR TOKYO」がラグジュアリーホテルとして位置する。グレードを変えた2棟を一本のタワーに収め、低層のエンタメゾーンと連続させる設計は、施設全体を「縦に完結するエンタメの街」として成り立たせている。
施工は清水建設・東急建設JVが担い、2023年1月11日に竣工。4月14日の開業から、新宿の超高層群のなかで異彩を放つ一棟として街の話題となっている。
まとめ
東急歌舞伎町タワーは2023年竣工・地上48階・高さ約225メートルの超高層複合施設だ。ライブホール・劇場・映画館・2つのホテルを垂直に積み上げ、オフィスを持たない設計は、歌舞伎町というエンタメ集積地の性格をそのまま超高層の形に翻訳したものといえる。
タワーの西方向には新宿パークタワーやコクーンタワーが連なり、歩いて新宿の超高層群を巡ることができる。さらに南側の初台には東京オペラシティタワーがあり、文化施設と一体化した別様の複合タワーとの対比が面白い。新宿周辺の宿泊をお探しなら楽天トラベルもご活用ください。
関連リンク
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参考・出典
- 清水建設 施工実績「東急歌舞伎町タワー」https://www.shimz.co.jp/works/jp_off_202301_kabukitower.html
- 東急設計コンサルタント プロジェクト紹介 https://www.tokyu-sekkei.co.jp/project/906/
- TECTURE MAG「東急歌舞伎町タワー施設概要発表」https://mag.tecture.jp/culture/20220507-60057/
- 超高層マンション・超高層ビル「地上48階、高さ225m東急歌舞伎町タワー」https://bluestyle.livedoor.biz/archives/52536001.html