マンション

KACHIDOKI THE TOWER

2016年12月竣工、地上53階・高さ約179メートル、総戸数1,420戸という規模の勝どきのランドマーク超高層マンション。市街地再開発事業として整備され、湾岸エリアの居住集積を象徴する一棟。

KACHIDOKI THE TOWER
写真: Beryllium Transistor / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)
用途
マンション
エリア
中央区
竣工
2016年
階数
地上53階/地下2階
高さ
178.78m
延床面積
約161,623㎡
開発
勝どき五丁目第一種市街地再開発組合
設計
佐藤総合計画・鹿島建設

1,420戸という街の密度

東京都中央区勝どき五丁目。2016年12月、隅田川河口に程近いこのエリアに、地上53階・高さ178.78メートルの超高層マンションが竣工した。KACHIDOKI THE TOWERは総戸数1,420戸——1棟の分譲マンションとしては国内最大規模とされる戸数を誇る建物だ。設計は佐藤総合計画と鹿島建設が手がけ、施工は鹿島建設が担当した。延床面積は161,623平方メートルに達する。

「1,420戸」という数字は、地方都市の小規模な小学校一校の全校生徒と同程度の人数が、一棟の建物に暮らしていることを意味する。こうした超大規模タワーマンションは、単なる住戸の集積ではなく、それ自体がひとつの街区としての機能を持つ。管理組合の運営規模・エレベーターの台数・設備のメンテナンス体制……あらゆる要素が「人口規模」に見合うよう設計される必要があり、建築計画と同時に「コミュニティの設計」が問われる。

勝どきの都市構造を変えた再開発

KACHIDOKI THE TOWERは、「勝どき五丁目第一種市街地再開発事業」として整備された。事業主体は地権者らが組織した再開発組合で、鹿島建設・三井不動産レジデンシャル・三菱地所レジデンス・住友商事・野村不動産が参画した大規模プロジェクトだ。かつて工場や倉庫が立ち並んでいた勝どき地区が、湾岸を代表する居住集積地へと転換していく過程で、この事業は重要な位置を占める。

周辺には隅田川の水辺と晴海ふ頭が広がり、南側の眺望は東京湾へと開ける。都営大江戸線の勝どき駅から徒歩圏内という交通アクセスは、湾岸タワーマンション群の中では利便性が高い部類に入る。竣工から約10年が経ち、周辺ではドゥ・トゥール(DEUX TOURS)など新たな再開発が続いてきた。KACHIDOKI THE TOWERは、その一連の変化を先導したランドマークとして、今も勝どきのスカイラインの中心に屹立している。

まとめ

KACHIDOKI THE TOWERは2016年12月竣工、東京都中央区勝どき五丁目に立つ地上53階・高さ約179メートルの超高層マンションだ。総戸数1,420戸という圧倒的なスケールは、湾岸居住の集積を体現する象徴的な数字といえる。隅田川沿いや晴海方面から見上げるシルエットは、勝どきの街が過去20年でどれほど大きく変わったかを物語っている。散策がてら足元の街区を歩いてみると、超高層の下に広がる日常の営みを感じられる。

関連記事:ドゥ・トゥール(DEUX TOURS)勝鬨橋

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参考・出典

  • 日本語Wikipedia「KACHIDOKI THE TOWER」(2026年8月参照)竣工2016年12月・地上53階地下2階塔屋1階・最頂部178.78m・延床161,623m²・総戸数1,420戸・設計佐藤総合計画+鹿島建設・施工鹿島建設・デベロッパー勝どき五丁目第一種市街地再開発組合(鹿島・三井不動産レジデンシャル・三菱地所レジデンス・住友商事・野村不動産参画)

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