オフィスビル

京橋エドグラン

東京都中央区京橋に2016年竣工した地上32階・地下3階・高さ約170mの複合高層ビル。旧京ビル跡地に建ち、日建設計が設計を担当。江戸の名を冠した再開発が、銀座と東京駅の間に埋もれがちだった京橋を「目的地」として再定義した。

京橋エドグラン
写真: 江戸村のとくぞう / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
中央区
竣工
2016年
階数
地上32階/地下3階
高さ
170m
延床面積
約119,040㎡
開発
京橋二丁目西地区市街地再開発組合(特定業務代行:日本土地建物・東京建物)
設計
日建設計

銀座と東京駅の間に現れた32階建て

東京都中央区京橋二丁目、銀座と東京駅のちょうど中間に位置するこの街に、2016年10月、地上32階・地下3階建て・高さ約170メートルの高層ビルが竣工した。京橋エドグランである。日建設計が設計を担い、延床面積は約11万9000平方メートル。再開発棟(高層部)に加え、敷地内に歴史的建造物を改築した地上8階建ての棟を併設し、高層建築と古い街区スケールの両方を一つの街区に収めた構成が特徴だ。

この場所は「京橋二丁目西地区市街地再開発事業」として都市再生特別地区に指定された区域で、日本土地建物・東京建物・日建設計・清水建設の共同企業体が特定業務代行者として事業を推進した。旧来の建物群を取り除き、オフィスと商業施設を組み合わせた複合ビルへと更新した再開発だ。

「通過点」から「目的地」へ

京橋は江戸時代から続く地名だが、地下鉄銀座線・有楽町線・都営浅草線が交差する交通結節点でありながら、銀座や日本橋に比べて素通りされがちだった。「エド(江戸)グラン」という名称は、この街がもつ歴史的な文脈を前景化しようとする意思表示でもある。

高層部のオフィスフロアは国際的なテナント需要を見込み、低層部の商業施設は地元客と周辺ワーカーが立ち寄れる構成となっている。歴史的建造物を取り込んだ外観の低層棟は、ガラスと石材の高層タワーとは異なる落ち着いた佇まいで、京橋大通り沿いの街並みに変化を与えている。

銀座線の京橋駅から徒歩すぐという立地は、日常の移動のなかでふと立ち寄るのに好都合だ。大通りから路地に入ると画廊が集まる一帯があり、高層ビルと古い街の肌触りが混在する京橋ならではの雰囲気を感じられる。

まとめ

京橋エドグランは2016年竣工、地上32階・地下3階・高さ約170メートルのオフィス・商業複合ビルだ。日建設計による設計と、歴史的建造物棟の保存・改築が組み合わさり、超高層建築でありながら街の連続性を意識した佇まいを持つ。銀座・東京駅どちらへも歩ける立地を活かして、この一帯をゆっくりと歩いてみると、京橋という街の奥行きが少しずつ見えてくる。

中央区の再開発に関心があれば、GINZA SIX東京国際フォーラムもあわせて訪れてほしい。周辺のホテル予約には楽天トラベルが便利だ。

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参考・出典

  • Wikipedia「京橋エドグラン」- 地上32階・地下3階・高さ170.37m・竣工2016年・設計:日建設計・延床面積約119,040m²

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