オフィスビル

名古屋プライムセントラルタワー

2009年竣工、名古屋駅北西側に立つ地上23階・高さ106mのオフィスタワー。東京建物と丸紅が共同開発し、清水建設が設計施工を担った名駅エリア北部の業務集積を支える一棟。

名古屋プライムセントラルタワー
写真: Umako / CC0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
名古屋市西区
竣工
2009年
階数
地上23階/地下1階
高さ
106m
開発
東京建物・丸紅
設計
清水建設

名駅スカイラインの実用を担う23階のオフィス棟

名古屋駅から北西へ歩いて数分、愛知県名古屋市西区名駅二丁目に2009年竣工した地上23階・地下1階建て、高さ106.23メートルのオフィスビルが名古屋プライムセントラルタワーだ。清水建設が設計・施工の一貫体制を担い、東京建物と丸紅による名駅2丁目開発特定目的会社が開発主体となった。3階以上がオフィスフロア、1階は店舗スペースとなっており、オフィス主体の超高層ビルとして名古屋駅周辺の業務集積を支えている。

名古屋駅(名駅)エリアは、1999年のJRセントラルタワーズ竣工以降、高層ビルの建設が相次ぎ、全国でも有数の駅前超高層群を形成してきた。ミッドランドスクエア(247m)、JRゲートタワー(220m)といった大型案件が牽引する一方、名古屋プライムセントラルタワーのような中規模オフィスタワーが駅周辺の業務床の底上げを担っている。高さ106メートルという規模は名駅の超大型ビル群と比べると控えめだが、街区の骨格を支える実用的な一棟として機能してきた。

「名駅2丁目」という立地と首都圏資本の進出

名駅一帯では、鉄道系・商業系・金融系といった多様な主体が異なる街区で独立した再開発を進めてきた経緯がある。名古屋プライムセントラルタワーを手がけた東京建物と丸紅の組み合わせは、首都圏ディベロッパーが地方主要都市に本格参入した動向の一例でもある。名古屋の主要再開発案件が地元のJR東海・名鉄・名古屋鉄道系だけでなく、外部資本によっても進行してきた事実は、2000年代以降の都市開発の変化を示している。

名駅2丁目という場所は、名古屋駅の直近でありながら大型再開発から外れた隙間的な地区だったが、こうした中規模ビルの竣工によってターミナル周辺の業務集積が面として厚みを増してきた。清水建設が設計施工の一貫体制を取ったことも、工期と品質の管理という観点で合理的な選択といえる。

まとめ

名古屋プライムセントラルタワーは2009年竣工、地上23階・高さ106.23メートル。東京建物と丸紅の共同開発による名駅エリアの実用的なオフィス棟は、名古屋駅前の超高層群が形成されてきた歴史の一コマを刻む。名駅周辺を歩く際には、ランドマーク級の摩天楼だけでなく、こうした中規模の高層ビルが重なり合う景観も楽しんでほしい。

関連記事:ミッドランドスクエア / JRセントラルタワーズ

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参考・出典

  • Wikipedia『名古屋プライムセントラルタワー』(竣工2009年・地上23階・地下1階・高さ106.23m・設計清水建設・開発東京建物・丸紅)

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