オフィスビル

中之島フェスティバルタワー

2012年11月竣工、大阪・中之島のランドマーク超高層ビル。朝日新聞社が主導し日建設計が設計した地上39階・高さ約199mの複合タワーで、約2700席のフェスティバルホールを建て替えで継承したことで知られる。

中之島フェスティバルタワー
写真: Mr.ちゅらさん / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
大阪市北区
竣工
2012年
階数
地上39階/地下3階
高さ
199m
延床面積
約145,602㎡
開発
朝日新聞社
設計
日建設計

大阪の文化を支えてきたホールが超高層に宿る

大阪市北区中之島二丁目。堂島川と土佐堀川に挟まれた中之島の中ほど、長年にわたり大阪の音楽・演劇の殿堂として親しまれてきた「フェスティバルホール」の跡地に、2012年11月、地上39階・地下3階、高さ約199メートルの超高層ビルが竣工した。中之島フェスティバルタワーである。設計は日建設計、開発は朝日新聞社が主導した。延床面積は約145,000平方メートルに及ぶ。

旧フェスティバルホールは1958年に開業し、大阪の音楽ホールの代名詞として半世紀を超える歴史を刻んできた。その老朽化にともない建て替えが決まった際、既存ホールの空間的・音響的な魅力をどう引き継ぐかが最大の課題となった。新ホールは約2,700席の収容規模を維持しながら、現代の公演需要に応えられる音響・設備を備えて2013年4月に開業した。超高層タワーの低層部に本格的なコンサートホールを組み込むという構成は、単なる高層ビル化にとどまらない複合建築の意志を示している。

中之島という場所と超高層の意味

フェスティバルタワーが立つ中之島は、大阪市の行政・文化機能が集積する歴史的な島状地区だ。大阪市役所、大阪府立中之島図書館(重要文化財)、大阪市中央公会堂(重要文化財)といった近代建築と、国内有数の金融機関・業務ビルが混在する独特の景観を持つ。このエリアに高さ199メートルの超高層が加わったことで、土佐堀川・堂島川沿いのスカイラインは大きく更新された。

なお、フェスティバルタワーに隣接する「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」(地上41階・高さ約200m)は別の事業者が後から整備したものであり、東西のツインタワーが中之島の景観を形成している。

まとめ

中之島フェスティバルタワーは2012年竣工、地上39階・高さ約199メートル。フェスティバルホールを継承する約2,700席のコンサートホールを足元に抱えながら、日建設計が設計した大阪・中之島の新しいランドマークだ。同じ中之島エリアの中之島ダイビル(2009年竣工)や、梅田のグランフロント大阪(2013年竣工)とあわせて巡ると、大阪都心の再開発の流れがよく見えてくる。中之島周辺の宿泊予約は楽天トラベルから探せる。

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参考・出典

  • 中之島フェスティバルタワー - Wikipedia(2012年11月竣工、地上39階・地下3階、高さ198.96m屋上、設計:日建設計、開発:朝日新聞社)
  • 中之島スタイル.com 中之島フェスティバルタワー

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