ブリーゼタワー
2008年7月竣工、梅田西エリアのランドマーク超高層ビル。地上34階・高さ167mで、劇場「ブリーゼブリーゼ」を内包し、ドイツのIngenhoven Architectsが手がけたダブルスキンファサードが特徴的な環境配慮型高層建築。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 大阪市北区
- 竣工
- 2008年
- 階数
- 地上34階/地下3階
- 高さ
- 167m
- 延床面積
- 約84,756㎡
- 開発
- 産経ビルディング・島津商会
- 設計
- 三菱地所設計(監理)、Christoph Ingenhoven Architects(デザイン設計)
梅田に吹く欧風の風──ドイツ設計事務所が生んだタワー
大阪市北区梅田二丁目。四ツ橋筋と曾根崎通りが交わる西梅田の一角に、2008年7月、地上34階・地下3階、高さ167メートルの超高層ビルが姿を現した。ブリーゼタワーである。産経ビルディングと島津商会が開発し、監理は三菱地所設計が担当。デザイン設計はドイツ・デュッセルドルフを拠点とするChristoph Ingenhoven Architectsが手がけた。延床面積は約85,000平方メートルに上る。
このビルの個性を語るうえで欠かせないのが、全面を覆うダブルスキンファサードだ。建物の外壁に二重のガラス層を設けることで、熱負荷を軽減しながら都市の眺望を最大限に引き込む。エネルギー消費の抑制と開放的な空間設計を両立させるこの手法は、当時の大阪では先進的な取り組みとして注目を集めた。屋上には緑化と太陽光発電システムが導入されており、環境配慮型超高層の一つの手本として位置づけられている。
劇場を抱えるオフィスビルという構成
ブリーゼタワーが単なるオフィスビルにとどまらない理由は、低層部に設けられた劇場「ブリーゼブリーゼ」の存在にある。演劇・コンサート・イベントに対応した本格的なホールを抱えることで、梅田西エリアの文化的発信基地としての性格を帯びた。グランフロント大阪が開業する2013年以前から、このエリアで業務・商業・文化を縦積みにする複合化の流れを先取りしていた施設といえる。
梅田の中心部から見ると、ブリーゼタワーはやや西に外れた位置に立つ。しかしその分、高層部からは梅田の高層群を正面から見渡すことができ、大阪駅周辺の都市景観を俯瞰するには絶好のロケーションでもある。西梅田というポジションは、にぎわいの中心からわずかに距離を置きながら、静かな業務機能を提供するという立地戦略の結果でもある。
まとめ
ブリーゼタワーは2008年竣工、地上34階・高さ167メートル。ドイツのIngenhoven Architectsによるダブルスキンファサードと、劇場「ブリーゼブリーゼ」を内包する梅田西の複合高層建築だ。梅田エリアの超高層を巡るなら、グランフロント大阪(2013年竣工)やなんばスカイオ(2018年竣工)との建て方の違いを比べながら歩くと面白い。梅田周辺のホテル予約は楽天トラベルから探せる。
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参考・出典
- ブリーゼタワー - Wikipedia(2008年7月竣工、地上34階・地下3階、高さ167.4m、設計:三菱地所設計・Christoph Ingenhoven Architects、開発:産経ビルディング・島津商会)