グランフロント大阪
JR大阪駅北口に広がる「うめきた1期」再開発の中核施設。2013年竣工の三棟複合体で、最大の南館タワーAは地上38階・高さ179.5m。産学連携拠点ナレッジキャピタルを核に、商業・オフィス・ホテルを統合する。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 大阪市北区
- 竣工
- 2013年
- 階数
- 地上38階/地下3階
- 高さ
- 179.5m
- 開発
- 三菱地所・NTT都市開発・積水ハウス・阪急電鉄 ほか
- 設計
- 日建設計・三菱地所設計・NTTファシリティーズ ほか
梅田の北に開いた「知の複合体」
大阪府大阪市北区大深町。JR大阪駅の北改札口からデッキ続きで直結する場所に、2013年4月、大規模な複合施設が幕を開けた。グランフロント大阪である。南館と北館に分かれた三棟構成で、南館のタワーAは地上38階・地下3階・高さ179.5メートル、北館のタワーBは地上38階・高さ約175メートル、北館のタワーCは地上33階・高さ154メートル。インターコンチネンタルホテル大阪を抱えるタワーCをはじめ、商業・オフィス・ホテルという異なる機能が三棟にわたって分散しながら、一体の「街区」を形成している。
開発には三菱地所・NTT都市開発・積水ハウス・阪急電鉄ほか複数の事業者が参画し、設計は日建設計・三菱地所設計・NTTファシリティーズらが担当した。単一の事業者が仕切るのではなく、多主体が連携して一つの街区をつくり上げるという手法そのものが、このプロジェクトの大きな特徴だった。
うめきた1期 ── 操車場跡地が産学連携の拠点へ
グランフロント大阪の立つ土地は「うめきた」と呼ばれる再開発エリア、正式には大阪駅北地区の整備区域にあたる。かつてここはJR貨物の梅田貨物駅として使われており、大阪駅のすぐ北という好立地にもかかわらず、一般市民には縁遠い広大な操車場が広がっていた。国の都市再生特別措置法に基づく再開発計画が始動し、グランフロント大阪がそのいわゆる「1期」の整備区域を担った。
このプロジェクトが他の大型商業施設と異なるのは、北館の低層部に設けられた「ナレッジキャピタル」の存在だ。企業・大学・研究機関が入居し、産学官の連携による新産業の創出を目指す実験的な施設として設計された。多目的スペースやカフェラボが混在するこの場所は、純粋なオフィスビルとも商業施設とも異なる、知識産業時代の都市機能のかたちを模索する試みといえる。JR大阪駅北口からの連絡デッキが各棟を結び、梅田という広大な繁華街の回遊性を大きく高めたことも、開業以来広く評価されてきた点だ。
まとめ
グランフロント大阪は2013年竣工。南館タワーA(地上38階・高さ179.5メートル)、北館タワーB(地上38階・高さ約175メートル)、北館タワーC(地上33階・154メートル)の三棟が、JR大阪駅北口の「うめきた1期」を構成する。産学連携拠点ナレッジキャピタルを核に、商業・オフィス・ホテルを一体的に重ねた街区型開発の現在形がここにある。
大阪の超高層建築に関心があれば、あべのハルカス(高さ300m・2014年竣工)もあわせて訪れてほしい。北館タワーCのインターコンチネンタルホテル大阪をはじめ、梅田エリアの宿泊予約は楽天トラベルから検索できる。
この建物、行きましたか?
自己申告制のスタンプラリーです。記録はこの端末のブラウザにだけ保存され、サーバーには送信されません。
備考と写真はこの端末の中だけに保存されます(どこにもアップロードされません)。写真は長辺1280pxに縮小して保存します。
関連リンク
PR※ 以下のリンクには広告(アフィリエイト)が含まれます。リンク先での購入・予約により当サイトが収益を得る場合があります。
参考・出典
- グランフロント大阪 - Wikipedia(2013年竣工・南館タワーA地上38階・北館タワーB地上38階・北館タワーC地上33階)
- グランフロント大阪 南館タワーA | bb-building.net(高さ179.5m)
- グランフロント大阪 北館タワーB | blue-style.com(地上38階・高さ175.211m)
- グランフロント大阪 北館タワーC | blue-style.com(地上33階・高さ154m)
- グランフロント大阪 | 日建設計 プロジェクト https://www.nikken.co.jp/ja/projects/mixed_use/grand_front_osaka.html