梅田スカイビル
大阪市北区大淀中に1993年3月竣工。地上40階・地下2階・高さ約175mの二棟のビルを空中で結ぶ「空中庭園展望台」が特徴。建築家・原広司の構想を体現した国際的に著名な建築。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 大阪市北区
- 竣工
- 1993年
- 階数
- 地上40階/地下2階
- 高さ
- 175m
- 開発
- 積水ハウス
- 設計
- 原広司+アトリエ・ファイ建築研究所、竹中工務店
空中で結ばれた二本の塔
大阪市北区大淀中。梅田の中心から徒歩数分、線路の北側に抜けると、二棟の超高層が頂部で連結された異形のビルが現れる。梅田スカイビルだ。地上40階・地下2階、高さ約175メートル。1993年3月の竣工で、建築家の原広司がアトリエ・ファイ建築研究所とともに設計し、竹中工務店が施工した。開発主体は積水ハウスである。
このビルを語るときに避けられないのが「空中庭園展望台」の存在だ。東棟と西棟という二本の独立した高層棟が、最上部で円形の「浮遊する輪」によって結ばれる——原広司の当初構想は、さらに多棟を宙に連結する「空中都市」の一実現形だったとされる。連結部の展望台は高さ約170メートルの屋外デッキを持ち、大阪の街を360度見渡せる。国内外の旅行者を引き寄せる大阪の定番スポットとして定着し、英国のある建築誌では「20世紀最優秀建築」の一覧に名を連ねたとも伝わる。
梅田の北縁を変えた建築の実験
梅田スカイビルが建つ大淀中地区は、JR大阪駅からは徒歩10分ほどの位置にあり、1990年代初頭の竣工時点では梅田の商業中心から外れた「空き地に近い」エリアだった。積水ハウスが大規模な複合再開発を手がけ、スカイビルのほかにレストランや庭園を含む「新梅田シティ」として整備したことで、梅田北の縁を都市的な風景へと転換させた。
構造的にも特筆される点がある。二棟を頂部でつなぐ連結部は、地上であらかじめ組み上げ、クレーンで超高所へ引き上げるという「持ち上げ工法」で設置された。1990年代初頭の工事で、この規模の空中接続部材を吊り上げた事例は国内でも稀であり、施工技術と設計の野心が合わさった産物といえる。
まとめ
梅田スカイビルは1993年竣工、地上40階・高さ約175mの双塔が空中でつながるユニークな建築だ。原広司の「空中都市」思想を現実の建物として結実させたこの構造は、30年以上を経た現在もなお大阪の代表的な建築として訪問者を呼び続けている。大阪の都市建築をさらに知りたい方にはグランフロント大阪やグランフロント大阪(うめきた2期)もあわせて訪れることをおすすめする。空中庭園展望台への訪問と周辺滞在には楽天トラベルで大阪・梅田周辺のホテルを確認してみてほしい。
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参考・出典
- 梅田スカイビル - Wikipedia(地上40階・地下2階・高さ175.295m・1993年3月25日竣工)https://ja.wikipedia.org/wiki/梅田スカイビル
- 梅田スカイビル 空中庭園展望台 公式サイト https://www.skybldg.co.jp/
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